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カテゴリ:低コレステロールの危険
低コレステロールの原因となる疾患・・37 ダイエットなどによる低コレステロールとなれば、 人の体は、世界の人口と同じぐらいの60億からの細胞から成り立っています。 そして、それぞれの細胞が、何らかの私どもが、生命現象を営むための役割を、バランスよく、担っているのです。 そのバランスに、都合の悪い異常が発生した時に、私どもは『病気』になったといっているのです。 例えば、動脈血管は、酸素を運ぶための赤血球を、全身に分布させています。 そして、必要な栄養分を運ぶような役割があります。 同じ、運ぶ役割にあっても、例えば、肝臓によって合成された、必要成分を全身に運ぶ場合と、必要の無くなった成分の再利用、または、廃棄をするための役割を持っているのです。 前回取り上げました、脳や神経が、意識や言葉を発して、人間らしい生き方をするためには、赤血球や血管が、安定した細胞として、その役割を果たせるような細胞膜が、大切となります。 赤血球膜は、25%ほどのコレステロールを必要としています。 神経の情報伝達に重要な枝を取り巻くミエリン鞘は、26%ほどのコレステロールを必要とするのです。 動脈血管は、血液が流れる一番内側は、血管内皮細胞が、被っています。 血管内皮細胞は、白血球のように、活性酸素のNO(一酸化窒素)を出して、都合の悪いものを攻撃したり、逆に、抗酸化作用によって、炎症などから、血管を守っているのです。 動脈硬化の最初の始まりは、血管を炎症反応から、如何に防禦するかだといっても、言い過ぎではありません。 既に、取り上げましたように、皮膚では、血管系は、真皮までで、表皮までは分布していません。 それ故に、素肌美にとって、コレステロールは、血管を介しても、関与していると解ります。 こうした複雑な機能を営むためには、コレステロール成分なくして成り立たないといっても言い過ぎではないのです。 (Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、「動脈硬化性疾患の新たなる危険因子・・BMI/痩せが危険」を取り上げています) (Googleブログでは、 「低コレステロールが増す疾患・・高齢化と栄養」を取り上げています) (はてなダイアリーでは、『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」』を取り上げています) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/07/11 08:50:59 AM
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