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カテゴリ:低コレステロールの危険
Dr.ビュートのThe アスクレペイオン; ダイエットのハウツーを知っておこう!!・・35・・国際的学術評価ナンバーワンのダイエット法; 低炭水化物、カロリー・蛋白質・脂肪摂取制限なし ・ 世界的に通用しているダイエット法の優劣とまとめ・・4・・ダイエット法と血糖値、血中インスリン値の増減 I:Atkins, LEARN, Ornish, Zoneでの血糖(mg/dl)、インスリン(μU/ml) の変動(-値は低下を示す) ダイエット法 6ヶ月後 1年後 血糖値: 正常者 Atkins(超低炭水化物・高脂肪) 0.2 -1.8 LEARN法(生活スタイル、高炭水化物) ー0.9 0.5 Ornish法(高炭水化物、低脂肪) ー0.6 ー0.8 Zone法(低炭水化物、中脂肪) -1.7 -1.6 血中インスリン値: 正常者 Atkins(超低炭水化物・高脂肪) -2.8 -1.8 LEARN法(生活スタイル、高炭水化物) -2.1 -1.8 Ornish法(高炭水化物、低脂肪) -0.1 -0.2 Zone法(低炭水化物、中脂肪) 0.1 -1.5 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ II:Atkins, 地中海, 低脂肪食法での血糖(mg/dl), インスリン(μU/ml) の変動(-値は低下を示す) ダイエット法 6ヶ月後 1年後 2年後 血糖値: 正常者 Atkins法(超低炭水化物、高脂肪) 2.3 0.5 1.3 地中海法(オリーブ・ナッツ、中脂肪) 5.6 1.4 3.1 低脂肪食 2.5 0.9 3.1 血糖値: 糖尿病患者 Atkins法(超低炭水化物、高脂肪) -7.8 -18.1 1.2 地中海法(オリーブ・ナッツ、中脂肪) -18.1 -23.4 -32.8 低脂肪食 4.8 3.0 12.1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 血中インスリン値: 正常者 Atkins法(超低炭水化物、高脂肪) -3.7 地中海法(オリーブ・ナッツ、中脂肪) -1.8 低脂肪食 -1.4 血中インスリン値; 糖尿病患者 Atkins法(超低炭水化物、高脂肪) -2.2 地中海法(オリーブ・ナッツ、中脂肪) -4.0 低脂肪食 -1.5 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・ 正常者 血糖値; I(閉経前の女性対象)での結果は、血糖値は低下傾向にはありますが、ダイエット法によって、明らかな差があるレベルの変動は認められるとは言えません。 II(男性中心)での結果では、Iでの傾向とは逆で、血糖値は+傾向にはあります。 地中海ダイエット法では、6ヶ月後での上昇傾向が顕著と言えそうです。 しかし、正常者に対しては、全体として、血糖値の変化にはあまり影響がないようです。 血中インスリン値; Iでの結果は、血中インスリン値は、低下傾向があると言えます。 Atkins法とLEARN法で、低下傾向は強いようです。 IIでの結果では、Atkins法でのインスリン値の低下が顕著だと認められます。 正常者で、血糖値には影響がなくとも、インスリンが少なくても血糖値が保てることを意味しています。 つまり、インスリンの働きが効果的になった、つまり、耐糖能が良くなっているといえます。 ・ 糖尿病患者 血糖値; IIでのみ検討されています。 糖尿病患者では、血糖値は、Atkins法と地中海法で低下傾向があります。 取り分け、地中海食ダイエット法で、血糖値の低下が顕著だと判ります。 しかし、低脂肪食法では、上昇傾向があると判ります。 つまりは、糖尿病患者では、地中海食、Atkins食が好ましく、低脂肪食は、良くないとなります。 血中インスリン; 糖尿病患者の人たちも、Atkins法、池中海法、低脂肪法の何れのダイエット法であれ、上述の如く、インスリン効率は改善されて、耐糖能はよくなると言えます。 地中海食ダイエット法は、血糖値の改善同様、血中インスリン値:耐糖能の改善も良い結果となっています。 以上の結果は、糖尿病患者では、低脂肪食は良くないと言えます。 以上より、それぞれのダイエット食にあって、脂肪食が、血糖値やインスリンの働きを改善する傾向を示し、前回の血中の脂質成分ともども、良い方向に改善されるとなります。 (はてな日記では、『日常茶飯の「こころ」・・81・・俯瞰思考;価値観の幻想;ハイカルチャー、ポップ、キッチュ、サブカルチャーの界を紛らかす・・39・・レトロモダン(RetroModern)及びネオテニーイズムの光と陰; 日本の混沌・・2(Neotenyism)を話題とします) (Dr.BEAUT・ソフィーリッチでは、『メタボリックシンドロームは、酸化ストレス・慢性炎症・・15・・「酸化ストレス・慢性炎症」が動脈硬化性疾患の基・・15・・脂肪細胞・組織と酸化ストレス・慢性炎症・・9』を話題とします) (Googleでは、『オタピーラプソディー;『脳力』は『健康力』を・・5・・『健康力』の常識は変わっている・・4・・『メタボの罠ー『病人』にされる健康な人々』(大櫛陽一著、角川SSC新書〉』を話題とします) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/10/03 08:22:54 AM
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