母乳育児(3)
上にきょうだいがいる状況での完全母乳育児は、上の子にとっても母親にとっても苛酷です。(もしかしたら下の子も?)上の子の事を考えて、敢えて混合育児を選択されるお母さんもいらっしゃるのではないでしょうか。完母の赤ちゃんの生命線は母乳しかないのだから、お母さんと赤ちゃんの密着は混合やミルクの場合よりも増します。お母さんは赤ちゃんに付きっきりにならざるをえません。お母さんの腕にはいつも赤ちゃんがいるのです。本能なのでしょうか。長女は次女がおっぱいを求めてぐずりだすと、それまでの一人遊びをぱたっとやめて抱っこをせがむようになりました。そこで、長女を先にだっこしてやればいいのだろうと頭ではわかっているものの、おっぱいを求めて泣き叫ぶ次女を待たせて長女をゆっくり構う余裕がなかなか持てなくて、板挟みに葛藤した辛い日々が続きました。どちらにも酷い事をしているような気持ちになり、二人の寝顔を見ながら長女には、「優しくしてあげられなくてごめんね。」次女には「沢山泣かせてごめんね」と謝る夜更け。余裕のある時、長女をぎゅっと抱きしめ、「大好き」と言い合い、大切だと伝えました。次女と長女は不思議な絆で結ばれているらしく、次女がうんと小さなころから長女を見つめてにこにこしていました。少々手荒にあやされているようでも、嬉しそうに長女に笑いかけています。大人も子供も家族の一員として協力しあうという我が家の方針。困難を乗り越え、家族として成長し、絆を深めているような気がします。と、信じています。。ところで、私はどうして今回「完母でいける」と確信を持ったのでしょう?逆に言えば、どうして長女の時はあんなに自信がなくて「自分には無理」だと思い込んでいたのでしょうか?と、言うよりも、その頃の私は、ものすごく出の良い一部のお母さん以外の大部分の普通のお母さんは完母で育てるのはとても困難な事だと思っていました。妊娠中に読んでいた育児書にも、母乳が出るかわからないので出産前にミルクと哺乳瓶を用意しておきましょう。などと書いてあるし、病院では初産のお母さんはほとんど母乳をあてにされていないし、育児のスタンダードのようにミルクメーカーさんから調乳指導を受け、お母さんは母乳不足不安に必要以上に晒されているような気がするのです。そうではなくて、誰かが、稀に体質的に無理な場合もあるけど、ほとんどのお母さんが母乳育児は可能なんだよ。と言ってくれれば、もっと安心して母乳を続けられるお母さんが増えるんじゃないかな。。と思うのです。子を思う気持ちは母乳のお母さんも、ミルクのお母さんも同じだと思います。ただ、母乳で悩んでいるお母さんに大丈夫だよ。続けられるよ。と少しでも何かのきっかけになっていただけたら幸いです。。。3個から送料・代引き無料!ノンカフェインなので子供からお年寄りまでOK☆母乳育児のお母さんにも♪【たんぽぽコーヒー】