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「○○大学（高校・中学）へ行くためには、１日何時間勉強すればいいでしょうか？」

そんなこと聞かれても困る。勉強を時間単位で測ることは意味がない。時間数が長ければいいってものじゃない。

まず子供の能力は個人差が激しすぎる。１日１００時間やったって絶対に合格が無理な子もいれば、勉強しなくても同じ志望校にスイスイ合格できる子もいる。

また勉強の集中力・凝縮力も千差万別。同じ５時間やるにせよ薄い勉強しかできない子もいれば、逆に素晴らしい成果を上げる子もいる。
集中力のある子は、意識を研ぎ澄ませて、勉強の世界に「沈没」する。

それから、学問や語学の習得密度には、天文学的な個人差がある。基礎学力がしっかりしている子は密度の高い勉強ができるし、基礎学力があやふやだと無駄に時間が過ぎて長時間勉強しても効果は出ない。

ちょっと例を挙げてみよう。

En este punto del curso, seguramente ya se han dado cuenta que continuamente se van rescatando explicaciones que se han dado anteriormente, en los que capitulos atras podia carecer de sentido y en los que ahora ya iran asimilando, si es que han seguido el curso desde los primeros capitulos. Para resumir un poco, la vida seria como "un mundo lleno de pensamientos", cada accion es una manera de pensar, cada risa u odio es otra forma de pensar, cada movimiento de nuestro cuerpo es un pensamiento... y en el apartado de la Salud van a darse cuenta que cada dolor fisico que tenemos es un mero pensamiento, principalmente por temor a un enfrentamiento con una situacion actual, o ya pasada. No podemos poner miedo a un futuro, porque este tiempo se situaria como presente, ya que sera consecuencia del mismo.

上の文章はスペイン語だが、私みたいにスペイン語について何の知識も持たない人間には誰かの助けがなければ、５時間かけても１０時間かけても絶対にこの文章は理解できない。有能なスペイン語の先生からレクチャーを受けて、慣れないスペイン語の辞書を引きながら、なんとかこの文章を和訳することができるかもしれないが、とにかく時間がかかる。

逆にスペイン語ができる人は、１分もあればこの文章をラクラク読めるはず。５時間あったらスペイン語の本１冊読めてしまう。同じ５時間で全然理解する密度が違うのだ。

スペイン語ができない私のような者は、この難解な文章を和訳する作業がアホらしくなり、さっさとスペイン語の習得をあきらめてしまうだろう。５時間もスペイン語の和訳を続けることは絶対に不可能だ。

勉強もスペイン語と同じで、学力の高い子は低い子の何百倍も密度の高い勉強ができる。逆に学力に自信が持てない子は難問を解くことに飽き飽きして、途中で勉強を投げ出し、ゲームやテレビに飛びついてしまうだろう。勉強が得意な子には赤子の手をひねるようなeasyなテキストの内容も、勉強嫌いの子にはスペイン語に見えてしまう。

何時間勉強すればいいのか？　という話はナンセンスだ。

時間数で成果が測れないのは、ビジネスの世界にも当てはまる。普通のビジネスマンなら３～４時間残業しても終わらない仕事を、わずかな時間で片付ける優秀なビジネスマンもいる。
「成果主義」は勉強でもビジネスでも、あまり変わらない。