カテゴリ:言葉
昨日の日記は長過ぎた。(爆)
今日はもう少ししてから出勤なので、それまでに短く。 某掲示板サイトでこのところ頻繁に見るようになった表現で「腑に落ちました」というのがある。 この「腑に落ちました」を見るたびに、その据わりの悪さに言いようのない違和感を覚える。 否定の形で一般的に認識されている慣用句は、肯定にさえ置き換えたら反対の意味に必ず遣えるかというとそうではない気がするのだが・・・ ちょっと調べてみると、小学館のシリーズ本のシリーズタイトルで「○○がわかる、腑に落ちる」なんてのもあるみたいだし(こんな本は読みたくないと、そこだけで私は思ったりするへそ曲がりだが)誤用ではないのかもしれない。 何か一瞬ですっかーんと理解できた・得心できた、というような場合はストレートにそう表現したほうが話自体のまとまりがいいわけで、ごく一般的に遣われる「腑に落ちない」という慣用句をわざわざ逆手にとって「腑に落ちる」というようなムリヤリな言葉で表現できるモノや情景がどういうものなのか、私にはまったくイメージできない。 しかし、本当のことを言うと、世の中「腑に落ちない」ことのほうが多過ぎて、だから余計に「腑に落ちる」などというこじつけ風エセ慣用句に抵抗を感じているのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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