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監督・・・アンディ・ジョーンズ、前田真宏、渡辺信一郎、川尻善昭、小池健、森本晃司、ピーター・チョン。
脚本・・・アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー、川尻善昭、森本晃司、渡辺信一郎 声の出演・・・キャリー=アン・モス、キアヌ・リーヴス ・作品概要・ 斬新でスタイリッシュな映像とともに仮想現実が人間を支配するという未来像が衝撃を与えた「マトリックス」。 そのリアルで奥深い世界観をアニメーションで表現した9編の短編オムニバス。 ウォシャウスキー兄弟と日本人を中心とした世界のトップ・クリエイターのコラボレートにより実現したスペシャル・プロジェクト。 ・総評・ 「マトリックス」の世界観を補完するのに役立つと思います。 鬱陶しいのが、一話毎に出るオープニングとエンディング。 総合オープニングと総合エンディングがあれば良いんじゃないですか? 何回も同じ(ような)物を見せられて、思わず早送りしましたよ。 絵柄は監督が殆ど日本人という事で、ジャパニメーションです。 ですから日本人には受け入れやすいと思いますね。 ディズニー系のキャラが苦手な私も大丈夫でした。 それぞれが短編なので、各監督も気合が入ってます。 作画等、クオリティーは全般的に高いですね。 ・各話タイトルと概要と感想・ 1 Final Flight of the Osiris フルCGアニメ。 一番「マトリックス」の映画に近い内容です。 ネオ達が乗艦しているのと同じタイプのバトル・シップ「オシリス号」の死闘を描く。 冒頭はお馴染みの仮想空間である和室での格闘から始まる。 日本刀で斬り合う二人の服が少しずつ切れていって、少しエッチです(笑)。 目隠ししている二人が、お互いの半裸の姿を片目で確認し合う所はご愛嬌。 評価が高い作品だけあって、私もこれが一番好きでした。 2 The Second Renaissance Part1 3 The Second Renaissance Part2 人類とマシンが如何にして、「マトリックス」で描かれているような関係になってしまったかを描く歴史物。 前半は「A.I.」、後半は「ターミネーター」といった所か。 敢えて前後編に分けた意図が不明だが、「マトリックス」の背景を知るには良い作品。 4 Kid’s Story 現実世界に違和感を覚え、ネオとトリニティに救いを求める高校生の物語。 絵柄は劇画調の影を多様していてアーティスティック。 ネオ役でキアヌが声を担当している。 5 Program 舞台は日本の戦国時代らしい。白髪の女剣士と仮面の鬼武者との戦い。 実はこれもお馴染みの仮想空間でのトレーニングである。 しかし鬼武者は女剣士に、マトリックスの世界に帰らないかと誘いを掛けてくる。 「真実」を知ってしまった者達の心の葛藤を描いた作品。 6 World Record 世界記録に挑む陸上の短距離ランナーを描いた作品。 世界記録という人類の限界に挑む事で、その極限に達した時、人は稀にマトリックスを垣間見てしまうという。 特異な例を取り上げた内容である。 絵柄はアメコミ風。 7 Beyond 現代日本の住宅街。茶髪の少女は行方不明の飼い猫を探して、子供達が「お化け屋敷」と呼ぶ一角に足を踏み入れた。 そこは人間が空中に浮かんだりする事が出来る不思議な空間だった。 マトリックスの歪み、システム・バグを描いた作品。 8 A Detective Story ほぼモノクロ作品。 ハッカー・トリニティーの捜索依頼を受けた探偵の物語。 調べる内、同じ依頼を受けた探偵達は悲惨な末路を辿っていた事が発覚。 探偵は「鏡の国のアリス」のキーワードに従って、トリニティーとの接触を試みるが…。 トリニティー役で、キャリー・アン・モスが登場。 9 Matriculated 最も観念的な作品。 主題はマシンと人間との和解。 捕獲したマシンの意識にハッキングして、服従させるのではなく、和解する道を探る人間達。 葛藤の末、人間と理解し合えたマシンは、人間を救おうとするが・・・。 「アニマトリックス」を鑑賞する事によって、私の「マトリックス」補完計画(笑)も完成だと思っていたら、ビデオの冒頭に「エンダー・ザ・マトリックス」のCMが入っていた。 しまった…そう言えばゲーム・ソフトもあったな…。 でもあれ、バグが多いって評判悪いよね。 私はパス。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Sep 26, 2003 02:36:27 PM
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