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"X2","X-MEN 2"
監督・・・ブライアン・シンガー 原作・・・スタン・リー 出演・・・パトリック・スチュワート、ヒュー・ジャックマン、イアン・マッケラン、ハリー・ベリー、ファムケ・ヤンセン、ジェームズ・マースデン、レベッカ・ローミン=ステイモス、他。 ・物語序盤・ プロフェッサーXを筆頭に、人類とミュータントの共存を志すX-MEN達は、人類の抹殺を企むマグニートー一味を撃破し、彼を牢獄に収監した。 危機は去ったかに思われたが、人間のミュータントに対する偏見と恐怖心は変わらなかった。 そんな最中、ホワイトハウスで執務中の大統領が、謎のミュータントに襲撃されるという事件が発生。 一気に反ミュータントの機運が高まり、大統領もミュータント一掃に腰を上げる。 標的はプロフェッサーXが主催するミュータントの為の教育施設。 攻撃の指揮を取るのは、元陸軍司令官で大富豪のストライカーだった…。 大人気アメコミの映画化第二弾です。 前作からの純粋な続編ですので、これだけ唐突に観ると付いていけないと思います。 監督も俳優達も前作からの続投で、ファンには嬉しい限りですね。 個人的には、この二作目の方が面白かったです。 前作も決して悪い作品ではありませんでしたが。 (なにせ超能力・超常現象大好き人間なので…笑) ただ前作は一作目という事で、世界観の説明や各登場人物の紹介に時間を裂かねばなりませんでしたし、"X-MEN"の描写に力を注いだ結果、敵役であるマグニートー一味の強大さが伝わってこなくて。 公開時コピーが「敵は強大、味方はわずか」だったと思うのですが、実際"X-MEN"の方が人数が多かったんですよ(笑)。 もう一つ気になったのが、"X-MEN"を正義の味方と位置付けたが為に、マグニートー達が単純に悪人集団とされてしまった点。 人間に不当に迫害され、行き場を失ったミュータント達が結束したら即悪党なのか?という不快な気持ちが残りました。 というのが前作への印象でしたが、今回はマグニートー達も人類を憎悪しているものの、単純な悪人集団と断じられていなかったのが良かったです。 人類・ミュータント・そして人類との共存を望むミュータント、どれが悪と決めるのではなく、三つのグループ全てを等価値のレベルに置いたという印象でしたね。 強いて言えば、人間が一番悪者っぽい位置付けでした…笑。 人類って常に偏狭で無理解で、愚劣な生物よなぁ。 今回は新たなミュータント達も登場して、それぞれ視覚的にも華のある能力を披露してくれて楽しかったです。 不憫だったのは、ストライカーに薬物で洗脳されていたミュータント達。 見捨てないで助けてあげてほしかったな…。 あと、ジーンの扱いにも驚きましたね。 原作のストーリーに沿っているのかもしれませんが、よもやと思っていたので、最後までどんでん返しがあるのではと思い続けていました…涙。 ついでに私がジーンでも、ローガンよりスコットを選びます(笑)。 でもジーンみたいに、「恋愛は危険な相手と、でも結婚するなら真面目な人」とか、そういう不純(?)な理由ではなくて、恋人にも絶対彼の方が良い。 ヒーリング+手からナイフなんてショボい能力より、目からビームの方が圧倒的に良いですよ(笑)。 ところで、ハル・ベリーって、あまり好きな女優ではないのですが、ストーム役の彼女は大好き。 クール・ビューティーで、白い髪が似合ってます。 裸なんか見せないで、こういう路線で頑張ってほしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Mar 7, 2004 04:08:23 PM
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