テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:カテゴリ未分類
風邪で相変わらず、逝っちゃってます…苦。
快方に向かっている気がしますが。 しかし借りたビデオは、確り観て返さないと、という事で。 "THE BOONDOCK SAINTS" 監督・・・トロイ・ダフィー 出演・・・ショーン・パトリック・フラナリー、ノーマン・リーダス、ウィレム・デフォー、デヴィッド・デラ・ロッコ、ビリー・コノリー、デヴィッド・フェリー、他。 ・物語序盤・ サウスボストンに住むコナーとマーフィーのマクマナス兄弟。 二人は行きつけのバーで、仲間と共にロシアン・マフィアとトラブルを起こす。 翌日、自宅を襲撃された二人は、相手を殺してしてしまう。二人は警察に出頭したが、事件は正当防衛が認められ、無事釈放される。 しかし留置場の中で彼らは、神から“悪人を処刑せよ”との啓示を受けていた。 出所した兄弟は早速大量の武器を調達し、ロシアン・マフィアのボスが集まるホテルへ向かうが…。 もう少し痛快ですっきりした気分になれる映画かと思っていました。 確かに二人の思考にはいっちゃってる感があるのですが、爽快さを感じさせるには何かが足りない…。 この手の映画なら、小手先の技など考えずに、直球1本勝負で良かったのではないでしょうか? つまり、ひたすら極悪人どもを処刑してまわる。 この作品の場合、時間を何度も戻して、前のシーンを解説する手法を用いているのですが、これが逆に痛快さを削いでしまう形に…。 「狼よ、さらば」に影響を受けているらしい二人組なのですが、どうもすっきりしません。 仲間に間抜けな男を加えた事もマイナスだったかも。 自分の嫌悪感だけで、殺す相手を決めているので、今ひとつ共感できません。 誰が見ても「こいつは粛清されるべき」と思える極悪人を作ってくれれば、すっとした気分になれたのに。 殺し屋を殺したりして、何をしたいんだか…。 結局最後まで、何だったんだろうという気持ちが残ってしまいました。 この映画で触れるべきは、刑事役のウィレム・デフォーでしょうかね。 怪優と呼ばれて久しい彼ですが、この作品でも主役二人を完全に食って、自分の映画のように振舞っています。 初登場シーンから、クラシックを聴きながら、殺人現場での捜査を開始して、危ない奴を思わせます。 陶酔して、踊りだしたり(笑)。 カマ野郎と何度も言うくせに、実は自分がホモだったり。 まさに独壇場でしたね。 逆に言えば、彼のせいで、映画の痛快さが邪魔された感もありますが。 ここで問題です。 この映画中、"Fuck"という単語は、何回発せられたでしょう? 答えは各自でカウントして下さい。 こんなに"Fuck"を連発する映画も珍しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Mar 23, 2004 11:08:37 PM
|
|