テーマ:試写会で観た映画の感想(680)
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4/29全国ロードショーです。
"THE SCHOOL OF ROCK" 監督・・・リチャード・リンクレイター 出演・・・ジャック・ブラック、マイク・ホワイト、ジョーン・キューザック、サラ・シルヴァーマン、他。 ・物語序盤・ デューイは見た目は冴えないデブだが、身も心もロックに捧げるロックバカのギタリスト。 しかし余りにも破天荒なプレイに客ウケは悪く、自ら結成したバンドからも追放の憂き目に。 昔のバンド仲間で親友のネッドのアパートに居候していたが、金欠で家賃も全く払っていない。 ネッドのガールフレンドは、デューイに激怒し、彼を追い出すようネッドに迫る。 そんなある日、デューイが部屋で独りゴロゴロしている所に電話が掛かってくる。 ネッドに代用教員の仕事を依頼する内容だったが、報酬に目が眩んだデューイは、ネッドの名を騙って、まんまと名門私立校の臨時教師に収まってしまう。 しかしデューイに教師として働く気はゼロで、授業など全くせず、生徒には休憩ばかりさせている。 そして授業時間が終わるとそそくさと帰宅し、新たなバンド仲間探しに懸命。 だが誰からも相手にされず、困り果てたデューイは…。 オープニングからエンディングまで、力を抜いていませんね。 オープニングの、セットそのものに書かれたキャスト名をカメラで映してゆく手法はアナログでありながら斬新でした。 エンディングも、あれでは最後まで誰も立たないですよ。 最後までちゃんと笑わせようという努力が凄い。 ジャック・ブラックって、実際にバンド活動をしているのですね。 あの体型で(笑)。およそ、ロッカーとは思えぬ、白くてぷにょぷにょの体…。 歌もギターも上手い上に、天性のコメディーの才能を持っていますね。 今迄殆どノーマークでしたが、興味深い俳優さんだと思いました。 笑いの面では、本当に素直に笑えましたね。 映画でこんなに笑ったのは久し振りです。 大人でも楽しいし、子供連れでも全く問題なし。 幅広い客層にお勧めできる、良質のコメディー作品でした。 デューイの教え子である子供達も、とても芸達者でチャーミングでした。 一人一人が個性を持っていて。 厳格な女性校長のキャラクターも可愛かったですね。 実はとても優しくてユーモアを愛する人なんです。 個人的にとても悔やまれたのが、私がロックに関して殆ど無知な事。 出てくるバンド名くらいは知っていても、曲については一度聴いたか聴いてないかというレベルなんです…。 レッドツェペリンやAC/DC、ジミ・ヘン、T-レックスetc. 彼等の曲に精通していたら、顔がにやけてしまったでしょうねぇ。 本当の意味で、この映画を堪能できなかった事が残念です。 デューイのロックの歴史の授業を私も受けたいな(笑) 帰路、ずっとノリノリで、ロックが聴きたくて仕方ありませんでした。 たっぷり笑って、気持ちよく映画館を後にできる、そんな映画です。 ちょっと落ち込んでいる貴方、心地良い笑いは如何ですか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Apr 8, 2004 12:42:27 AM
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