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"SOLDIER"
監督・・・ポール・アンダーソン 出演・・・カート・ラッセル、ジェイソン・スコット・リー、ゲイリー・ビューシイ、ジェイソン・アイザックス、コニー・ニールセン、他。 ・物語序盤・ 近未来の地球。 軍は嬰児の中から、戦士としての素質のある者を選り分け、彼等に徹底的な英才教育を受けさせて、最強の部隊を作り出す実験をしていた。 子供の頃から、戦う事だけを教わって育った戦士には、人間らしい感情も無い。 そんなソルジャーの中でも、トッドは一際優秀だった。 既に四十歳という年齢に達していたが、これまでの戦績は抜群で、現在でも最強のソルジャー。 しかしDNA操作で誕生した新世代のソルジャーの前に、旧部隊は惨敗。 トッドも戦闘に破れ、廃棄物として、ゴミ投棄専用の惑星に捨て去られる。 そこには、以前別惑星への移動途中で遭難し、そこに住み着いている移民団が暮らしていた。 トッドは彼等に命を救われ、徐々に人間らしい感情を取り戻してゆくが…。 最初SFだと知らずに観たので、ちょっとビックリしました。 遺伝子操作戦士は、「ダークエンジェル」など近年流行ですね。 徹底的に人間的感情を削ぎ落とされ、戦士としてのみ生きてきた寡黙なトッドが妙に可愛かったです(笑) 作品としては、ごく普通の娯楽アクションのレベルを超えていないのですが。 感情の無いトッドは、世話をしてくれる優しい女性に、本能として惹かれるのですが、彼女は夫と子供の居る身なので展開的にどうするのかと思っていたら…。 旦那の訃報に対する奥さんのサバサバした態度に、「少しは動揺して悲しんでやれよ~」と笑ってしまいました。 あ、ネタバレしちゃった…。スミマセン。 能力的には到底及ばない敵に、ガッツで勝つというのは、ある意味日本の漫画的かも。 理屈は良いんだ、とにかく最後まで根性のある奴が勝ち残るという熱血漫画の鉄則を感じました。 一応トッドは、実戦経験が豊富で、新世代ソルジャーに経験の差で有利という設定なのですがね。 馬鹿馬鹿しい点も色々ありましたが、普通に面白かったです。 テレビで観るには丁度いいレベルです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jun 6, 2004 08:47:00 PM
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