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今日はコミック話をさせて下さいね。
いつもながらマイナーな作品ばかり(?)。 「王道」って、映画もそうなんですが、個人的に趣味じゃないのです。 だからと言って、極めた者にしか受け入れられない世界にも入れない。 一般人の間では知名度は低いけど、それを趣味としている人なら知っているかなという程度の、中途半端な位置にいる作品が好みみたいです。 ★「ファイナル・ミッション」道原かつみ …新書館ウィングスコミックス。定価550円。 ・物語紹介・ 相手の遺伝子情報を取り込めば、その姿を模写できる合成人間ジョーカーが主人公のSFシリーズ。 彼女(彼)は刑事であり死刑執行人でもある"特捜司法官"。 そして彼女を愛する日本州警の熱血警部補・六道リィン。 合成人間は寿命が短く、特に過酷な任務を遂行する特捜司法官は、そのレベルを保つべく、実際の寿命より前に解体処分される運命。 解体時期の迫ったジョーカーは、リィンに冷たい別れ言葉を残して姿を消した。 そしてジョーカーは、特捜司法官としてのファイナル・ミッションに向かう…。 第一作が発表されたのが1986年という作品です。 間に長いブランクがありましたが、ついに完結してしまいました…。 最後は色んな思いが込み上げてきて、やはり泣いてしまいました。 長い間、ありがとう。でも寂しいです、とても…。 完結する前に、もっと沢山のお話が読みたかった。 ★「毒姫」1巻 三原ミツカズ …朝日ソノラマ ネムキ・コミックス 定価781円 ・物語紹介・ 生まれた時から、体内に少量ずつ毒物を取り入れる事で、体液全てを猛毒の武器に変えられた暗殺兵器"毒姫"。 ミトラガイナは弱小国ながら、この極秘の暗殺者を他国に送り込み、敵対する要人を抹殺する事で繁栄を勝ち取ってきた。 優秀な毒姫ベラドンナは、カラバッシュの皇帝暗殺に成功するものの、自国に逃げ帰るという禁忌を犯して、同じく毒姫であるリコリスの手によって火刑に処せられた。 そしてリコリスもまた、グランドルの国王暗殺の命を受け、寵姫として国王に接近するが…。 シリアス且つファンタジックな世界観が素敵ですねぇ。 かなりツボな作品でした。 "空からは沼の底は見えないけれど、沼の底からは空はきっと見える"と第一巻は締めくくられていましたが、これからの展開に期待します。 ★「時の地平線 諸葛孔明」8巻 諏訪緑 …小学館 プチフラワー・コミックス 定価505円 ・物語紹介・ 孔明を主人公に据えた「三国志」です。 とてもダイナミックな脚色がなされていますので、独立した物語として楽しめます。 江東から劉備の許婚として強引に荊州にやって来た孫権の妹。 蛮の部族は各地で反乱を起こし、孔明はその対応に追われていた。 一方自ら望んで閑職に就いていた士元は、孔明と同じく劉備の下で軍師として働く事に…。 今回は士元の巻という感じでしたね。 孔明が主役という事で、いつも損な役回りを演じている彼ですが。 ところで孔明の性格が、とても大人びてきました。 軍師として軍を統率する立場だから当たり前なのですが…。 馬しょく(中国語名の漢字出ないってば…)は美形ですねぇ。 でも彼は将来…。うるうる。 ★「天使の群れ」2巻 浜田翔子 …朝日ソノラマ ネムキ・コミックス 定価571円 ・物語紹介・ シアはファッション・デザイナーを目指す、ごく普通の少年だった-彼の背中に白い翼が生えてくる日までは…。 それはウィルス性の奇病で、天使症と呼ばれていた。 しかし一般社会の認知度は低く、迫害を受けるケースも多かった。 その頃、巷では"エンジェレイド"という四人組のアーティストが、天使の羽をトレードマークにして人気を集め、若い世代にファッションとして羽を付ける事が流行っていた。 シアは本物の羽を持つ少年として一躍脚光を浴びるが、彼の心中は複雑だった…。 次の3巻で完結の模様です。 人気無かったのかなぁ(苦笑)。 この2巻目もいきなり話が飛んでいて、編集さんに急かされたのだろうかと、少し寂寥感が…。 大体コミックス自体が、大手のコミック専門店に行かないと売っていない…。 厳しい現実ですねぇ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jun 30, 2004 06:10:11 AM
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