テーマ:映画館で観た映画(8561)
カテゴリ:カテゴリ未分類
監督・・・庵野秀明
原作・・・永井豪 主題歌・・・倖田來未 出演・・・佐藤江梨子、市川実日子、村上淳、及川光博、片桐はいり、嶋田久作、松田龍平、京本政樹、吉田日出子、他。 ・物語序盤・ お風呂で至福の時を過ごしている如月ハニーの元に、亡き父の遺志を継ぎ、"Iシステム"の研究をしている宇津木博士から電話が入る。 しかし通話の途中で博士は何者かの襲撃を受けたらしく、ハニーは慌てて彼の救出に向かう。 犯人は秘密結社"パンサークロー"の四天王の一人・ゴールド・クロー一味だった。 博士を拘束し、海ほたるを占拠したパンサークローは、秋夏子警部率いる警官隊に包囲されているにも拘らず、余裕の構え。 並みの人間達など、パンサークローの敵ではなかったのである。 しかしそこへ、戦士キューティー・ハニーに変身した如月ハニーが現れると、彼女は瞬く間に悪党を薙ぎ払い、宇津木博士の身柄を確保するのだった。 今頃、漸く観る事が出来ました。 封切館では上映打ち切りに泣いたので、執念が実った感じです。 さて、映画に関してですが。 まずまずではないでしょうかね。 ノリは完璧にB級なのですが、初めから狙った路線なので、これで正解でしょう。 序盤からサトエリちゃんが弾けて、おバカ炸裂です。 あっけらかんとしたお色気が良いですね。 ブラとパンティーにゴミ袋という衣装(?)で、街中を疾走してもいやらしくない。 エネルギーチャージに、おにぎりをぱくぱく頬張るのも可愛いです。 原作よりハニーの年齢設定が上がって、普段は使えない派遣OL(笑)になっていますが、天然のお惚けキャラが良かったです。 爆破シーンなどは、思い切りCGと判るCGなのですが、この映画の場合、逆にそのチープさがマッチするんですよね。 トップの敵キャラ、片桐はいりの怪演も光っていました。 最初、「誰、このオッサン?」と真剣に思いましたよ。 及川ミッチーは、自慢の顔を黒白に塗り分けて、美しいのか何なのか判別が付かなくなってましたし。 個人的に、嶋田久作がチョイ役なのが残念でした。 台詞は聞き取りにくいのですが、低い声が好きなので。 展開についてですが、少し問題がありましたね。 テンポが良いバカっぽさが好印象だった序盤に比べて、ハニーが自己の存在に対して苦悩する中盤がだるく感じられました。 生まれ変わってから一年間、お気楽キャラで生きてきたのに、突然悩みだすのには違和感がありました。 そういう葛藤云々は全てクリアした段階として、終始痛快娯楽アクション路線を貫いてくれれば、もっと楽しかったのに惜しい。 落ち込むシーンがあったお陰で、テレビ版のエンディング曲もBGMに使えたのは拾い物でしたが。 案外、監督もあの曲が気に入っていて、ブルーなハニーも出したかったのかな? 音楽に関しては、倖田來未の歌も良い感じでしたし、他のBGMもレトロな雰囲気が漂っていてグッドでした。 人間の動きを一コマずつ撮影してゆく"ハニメーション"とやらも、アニメっぽくて上手く嵌まっていましたね。 それにしても、サトエリちゃんは体が柔らかいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jul 29, 2004 10:49:50 PM
|
|