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MY HIDEOUT ~私の隠れ家~

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Jul 29, 2004
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カテゴリ:カテゴリ未分類
監督・・・庵野秀明
原作・・・永井豪
主題歌・・・倖田來未
出演・・・佐藤江梨子、市川実日子、村上淳、及川光博、片桐はいり、嶋田久作、松田龍平、京本政樹、吉田日出子、他。

・物語序盤・
お風呂で至福の時を過ごしている如月ハニーの元に、亡き父の遺志を継ぎ、"Iシステム"の研究をしている宇津木博士から電話が入る。
しかし通話の途中で博士は何者かの襲撃を受けたらしく、ハニーは慌てて彼の救出に向かう。
犯人は秘密結社"パンサークロー"の四天王の一人・ゴールド・クロー一味だった。
博士を拘束し、海ほたるを占拠したパンサークローは、秋夏子警部率いる警官隊に包囲されているにも拘らず、余裕の構え。
並みの人間達など、パンサークローの敵ではなかったのである。
しかしそこへ、戦士キューティー・ハニーに変身した如月ハニーが現れると、彼女は瞬く間に悪党を薙ぎ払い、宇津木博士の身柄を確保するのだった。

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今頃、漸く観る事が出来ました。
封切館では上映打ち切りに泣いたので、執念が実った感じです。
さて、映画に関してですが。
まずまずではないでしょうかね。
ノリは完璧にB級なのですが、初めから狙った路線なので、これで正解でしょう。
序盤からサトエリちゃんが弾けて、おバカ炸裂です。
あっけらかんとしたお色気が良いですね。
ブラとパンティーにゴミ袋という衣装(?)で、街中を疾走してもいやらしくない。
エネルギーチャージに、おにぎりをぱくぱく頬張るのも可愛いです。
原作よりハニーの年齢設定が上がって、普段は使えない派遣OL(笑)になっていますが、天然のお惚けキャラが良かったです。
爆破シーンなどは、思い切りCGと判るCGなのですが、この映画の場合、逆にそのチープさがマッチするんですよね。
トップの敵キャラ、片桐はいりの怪演も光っていました。
最初、「誰、このオッサン?」と真剣に思いましたよ。
及川ミッチーは、自慢の顔を黒白に塗り分けて、美しいのか何なのか判別が付かなくなってましたし。
個人的に、嶋田久作がチョイ役なのが残念でした。
台詞は聞き取りにくいのですが、低い声が好きなので。

展開についてですが、少し問題がありましたね。
テンポが良いバカっぽさが好印象だった序盤に比べて、ハニーが自己の存在に対して苦悩する中盤がだるく感じられました。
生まれ変わってから一年間、お気楽キャラで生きてきたのに、突然悩みだすのには違和感がありました。
そういう葛藤云々は全てクリアした段階として、終始痛快娯楽アクション路線を貫いてくれれば、もっと楽しかったのに惜しい。
落ち込むシーンがあったお陰で、テレビ版のエンディング曲もBGMに使えたのは拾い物でしたが。
案外、監督もあの曲が気に入っていて、ブルーなハニーも出したかったのかな?
音楽に関しては、倖田來未の歌も良い感じでしたし、他のBGMもレトロな雰囲気が漂っていてグッドでした。
人間の動きを一コマずつ撮影してゆく"ハニメーション"とやらも、アニメっぽくて上手く嵌まっていましたね。
それにしても、サトエリちゃんは体が柔らかいですね。










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最終更新日  Jul 29, 2004 10:49:50 PM


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