テーマ:試写会で観た映画の感想(680)
カテゴリ:映画鑑賞記録
6/4(土)より全国ロードショーです。
"HITCH" 監督・・・アンディ・テナント 出演・・・ウィル・スミス、エヴァ・メンデス、ケヴィン・ジェームズ、アンバー・ヴァレッタ、ジュリー・アン・エメリー、ロビン・リー、マイケル・ラパポート、アダム・アーキン、ケヴィン・サスマン、ジェフリー・ドノヴァン、他。 ・物語序盤・ ヒッチはニューヨークで一風変わった職業を営んでいる男。 それは恋愛下手な男性に、恋を成就させる方法を伝授する"恋愛コンサルタント"という仕事だった。 彼の仕事は口コミだったが、成功者が続出して、客が絶えなかった。 会計士のアルバートも、そんな顧客の一人。 気弱で冴えないドジでデブな、如何にもモテないタイプの男である。 彼が恋焦がれている女性は、リッチで有名なアレグラ。 高嶺の花もいい所だが、ヒッチはアルバートの熱意を買って、成功への秘訣を教授してゆく。 一方ヒッチの方は、敏腕記者のサラと出会い、恋に落ちてしまうが…。 ここで何度も言及しておりますように、私はラヴコメとミュージカル映画は苦手でございます(笑)。 じゃあ、観るなと言われそうですが。 ウィル・スミスがラヴコメというジャンルに進出という事で、少し興味があって行って参りました。 結論から言うと、「所詮ラヴコメだから、これで上出来だろう。」という所でした。 そこそこ笑えたのも事実です。 多分、ラヴコメに抵抗の無い方なら、存分に楽しめる作品ではないでしょうか。 ただ私の場合は、生理的に苦手なジャンルという事があるので、笑いながらも、一方で第三者的な冷めた視線で観る事を止められませんでした。 ヒッチに教えを乞う会計士の生徒アルバートが可愛らしいです。 と言っても、見た目は冴えないおデブさんなのですが…。 彼がこの作品のお笑いパートの大方を担っていたのではないでしょうか。 しかし惚れた相手が、大金持ちで美人の若い女性というのは、身の程知らずというか無茶苦茶というか。 逆に見れば、結局彼も女性に対しては、外面重視だったんじゃないのか?と一抹の反発を抱いてしまったのは私だけでしょうか。 男性側が自分の内面を見てほしいなら、女性だって内面を理解してほしい気持ちは同じです。 冴えない男が片思いをする相手が、美人のお姉さんという点で、私は引っ掛かってしまいました。 まあ、作品としては軽いタッチのコメディですので、そういう論点は気にせずに受け流せば良いのですが。 「あの会計士のオジサン、面白いね。」と笑っていれば良いのです。 ウィル・スミス演じるヒッチですが、ホタテ貝に当たって、アレルギーを起こしてしまうシーンがあります。 顔半分が腫れ上がってしまうという状況だったのですが、この特殊メイクが無意味にリアルで、会場の皆さん引いていました(笑) 何故コメディで、あれ程グロテスクなメイクが必要だったのか謎です。 恋にルールは必要なのか? 好きな相手を振り向かせるには、綿密な作戦が必要なのか? この映画の出す結論は如何でしょうか。 個人的には常に自然体で居たいのですがね(笑)。 だから売れ残るんだよとか言わないの、そこ。 映画館で観るほどの事も無いですが、ラヴコメ好きで軽く笑いたい方に。 ぷちっとクリックして下さると嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 12, 2005 11:35:27 PM
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