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MY HIDEOUT ~私の隠れ家~

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May 10, 2005
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カテゴリ:映画鑑賞記録
6/4(土)より全国ロードショーです。
official

"HITCH"
監督・・・アンディ・テナント
出演・・・ウィル・スミス、エヴァ・メンデス、ケヴィン・ジェームズ、アンバー・ヴァレッタ、ジュリー・アン・エメリー、ロビン・リー、マイケル・ラパポート、アダム・アーキン、ケヴィン・サスマン、ジェフリー・ドノヴァン、他。 

・物語序盤・
ヒッチはニューヨークで一風変わった職業を営んでいる男。
それは恋愛下手な男性に、恋を成就させる方法を伝授する"恋愛コンサルタント"という仕事だった。
彼の仕事は口コミだったが、成功者が続出して、客が絶えなかった。
会計士のアルバートも、そんな顧客の一人。
気弱で冴えないドジでデブな、如何にもモテないタイプの男である。
彼が恋焦がれている女性は、リッチで有名なアレグラ。
高嶺の花もいい所だが、ヒッチはアルバートの熱意を買って、成功への秘訣を教授してゆく。
一方ヒッチの方は、敏腕記者のサラと出会い、恋に落ちてしまうが…。

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ここで何度も言及しておりますように、私はラヴコメとミュージカル映画は苦手でございます(笑)。
じゃあ、観るなと言われそうですが。
ウィル・スミスがラヴコメというジャンルに進出という事で、少し興味があって行って参りました。
結論から言うと、「所詮ラヴコメだから、これで上出来だろう。」という所でした。
そこそこ笑えたのも事実です。
多分、ラヴコメに抵抗の無い方なら、存分に楽しめる作品ではないでしょうか。
ただ私の場合は、生理的に苦手なジャンルという事があるので、笑いながらも、一方で第三者的な冷めた視線で観る事を止められませんでした。

ヒッチに教えを乞う会計士の生徒アルバートが可愛らしいです。
と言っても、見た目は冴えないおデブさんなのですが…。
彼がこの作品のお笑いパートの大方を担っていたのではないでしょうか。
しかし惚れた相手が、大金持ちで美人の若い女性というのは、身の程知らずというか無茶苦茶というか。
逆に見れば、結局彼も女性に対しては、外面重視だったんじゃないのか?と一抹の反発を抱いてしまったのは私だけでしょうか。
男性側が自分の内面を見てほしいなら、女性だって内面を理解してほしい気持ちは同じです。
冴えない男が片思いをする相手が、美人のお姉さんという点で、私は引っ掛かってしまいました。
まあ、作品としては軽いタッチのコメディですので、そういう論点は気にせずに受け流せば良いのですが。
「あの会計士のオジサン、面白いね。」と笑っていれば良いのです。

ウィル・スミス演じるヒッチですが、ホタテ貝に当たって、アレルギーを起こしてしまうシーンがあります。
顔半分が腫れ上がってしまうという状況だったのですが、この特殊メイクが無意味にリアルで、会場の皆さん引いていました(笑)
何故コメディで、あれ程グロテスクなメイクが必要だったのか謎です。

恋にルールは必要なのか?
好きな相手を振り向かせるには、綿密な作戦が必要なのか?
この映画の出す結論は如何でしょうか。
個人的には常に自然体で居たいのですがね(笑)。
だから売れ残るんだよとか言わないの、そこ。

映画館で観るほどの事も無いですが、ラヴコメ好きで軽く笑いたい方に。

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最終更新日  May 12, 2005 11:35:27 PM
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