テーマ:試写会で観た映画の感想(680)
カテゴリ:映画鑑賞記録
6/11(土)より全国ロードショーです。
"SAHARA" 監督・・・ブレック・アイズナー 原作・・・クライヴ・カッスラー『死のサハラを脱出せよ』(新潮文庫) 出演・・・マシュー・マコノヒー、スティーヴ・ザーン、ペネロペ・クルス、ランベール・ウィルソン、グリン・ターマン、デルロイ・リンドー、レイン・ウィルソン、グリン・ターマン、ウィリアム・H・メイシー、他。 ・物語序盤・ 海洋保全に努める米国特殊機関NUMA(国立海中海洋機関)のエージェント、ダーク・ピットは、世界屈指のトレジャー・ハンターでもあった。 ピットは、ナイジェリアとマリの国境付近で発見された一枚の金貨が、南北戦争時に莫大な財宝と共に姿を消した甲鉄艦テキサスの艦長が持っていた物であると睨み、早速発見現場に向かう。 一方、WHO(世界保健機関)の女性研究医エヴァは、ナイジェリアで発生した謎の病原体の感染源がマリにあると判断し、同僚の医師と共に調査に向かう。 しかし内戦が勃発しているマリへの進入は、WHO職員と言えども容易ではない。 エヴァは、ピット達がボートでマリを目指していると知り、ピットに頼み込み同乗させてもらう。 クライブ・カッスラーの世界的ベストセラー冒険小説“ダーク・ピット”シリーズの第11作『死のサハラを脱出せよ』を映画化した作品です。 我が家の本棚にも、ダーク・ピット・シリーズは何冊かあります。 「タイタニックを引き揚げろ」とか。 邦訳のタイトルが全て、何某かの命令形の文章なので特徴があるシリーズです。 オープニングでダーク・ピット達がこれまで成し遂げた偉業を讃えた記事が部屋中に貼ってありましたよね。 確り「タイタニック」ネタもありました。 シリーズを知っている人は、ちょっとニヤっとするでしょう。 (こちらは1980年に「レイズ・ザ・タイタニック」として映画化されました。) 作品は予想以上にコミカルなタッチでしたね。 ダーク・ピット役のマシュー・マコノヒーは、冒険家という事で、体作りをしたのかマッチョな雰囲気がありました。 ペネロペ・クルスとは、この映画の競演が切っ掛けで愛が芽生えたようですが。 実は、ペネロペちゃんは昔は私の大嫌いな女優のベスト・スリーに入っていたのですが、最近わりと好きになってきました。 この映画でも、厭味が無くて可愛い感じでしたね。 でも一番のお気に入りは、ピットの相棒アル役のスティーヴ・ザーン。 ある意味、主役より活躍して目立っていました。 お笑いの要素の殆どは、彼が担っている感じで、かなり美味しい役どころでした。 彼の存在だけではなく、作品そのものが軽いタッチで、トレジャー・ハンター物のアクション・アドベンチャーなのですが、わりと能天気でコメディに近くなっています。 アメリカ南北戦争時代の甲鉄艦がサハラ砂漠に埋もれているという発想自体、随分荒唐無稽な話です。 しかし、とにかくピットとアルのコンビが、常にチャーミングで楽しいですね。 途中に余計な恋愛シーンが入らなかったのも、良かったと思います。 最初から最後までだれる事無く、軽快なテンポで物語が進展してゆきました。 ご都合主義、適当、有り得ないと言われれば、それまでですが…笑。 あまり真剣に観ずに、軽い娯楽を楽しむつもりで臨めば、充分楽しい時間を過ごせる映画ではないでしょうか。 ぷちっとクリックして下さると嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 29, 2005 09:37:12 PM
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