テーマ:旅のあれこれ(10088)
カテゴリ:プライベート
かなり久し振りに小旅行に行ってきました。
両親の具合が悪いので、自由の利かないパック旅行は、近場でも無理。 という事情で、自分でホテルを予約して、自家用車で移動する形にしました。 観光も一切無し、ただホテルに行って、温泉に入って、美味しい物を食べて、のんびり過ごすという旅行です。 二泊三日でしたが、二泊目のホテルで災難に遭いました。 もうタイトルから思い切り実名を書いております。笑。 真実をありのままに書くのだから、営業妨害にはならないだろう。多分。 近頃、新聞広告でやたら見掛ける、湯快リゾート・グループのホテルを利用したのですが。 行く先を和歌山に設定したので、白浜御苑に宿泊する事にしました。 別館を増築したと、偉そうに書いているホテルです。 売りは365日、いつ行っても宿泊料金が7800円均一というもの。 格安な価格と派手な宣伝で、予約は随分先まで埋まっていました。 予約の電話をした時にオペレーターの人から、「ダブルベッドの部屋しか残っておりません。」と言われました。 ええっ?!と思ったのですが、既に前日に泊るホテルの予約を済ませてしまった後だったので、仕方なく了承しました。 でもまさか、あんな事になるとは…。 普通、ダブルベッドの部屋と言われたら、どんなのを想像しますか? 私は部屋の中央に、ダブルベッドが据えられている、ゆったりとした洋室を思い描いていました。 でも実際は想像を絶する部屋でした。 このホテル、そもそもは和室がメインの旅館なんですよね。 私達が案内されたのは、通常のツインルームの半分の面積しかない部屋でした。 ダブルベッドなんて、とんでもない。 一定レベル以上のホテルなら、あのベッドはシングルとして使用するものです。 ホテルのベッドって、シングルサイズより大きめのものを置いているじゃないですか。 そのシングルより少し大きめのベッドを、部屋の壁に貼り付けるように設置してありました。 ひどい事に、右側からは床に降りられません。 部屋の形も入口から折れ曲がった狭い通路を進んで、メインの部屋に辿り着くというもの。 部屋の横幅も凄く狭くて、息苦しいったらない。 私は入った瞬間に、牢屋に入れられた気分になりました。 常識的に判断すると、あれはどう考えても、シングルルームなんです。 あまりの仕打ちに、ダメ元でフロントに他の部屋が空いていないか訊きました。 空いていたのは、私達の部屋より更に狭いという、恐怖の別館。 もう結構です…。 補足しますが、新築された別館の部屋は、全室がホテル側がダブルベッドと称する寝台を置いた、強烈に狭い部屋となっています。 他の部屋も全部同じ広さなら、安っぽいホテルだなぁ、で諦めが付くんです。 でも恐らく営業を開始した時に設定された、通常の和室のツインルームがあるから許せないんです。 何故、倍の広さの部屋で悠々と寛いでいる客達と、同じ料金を払わないといけないんですか?! 湯快リゾート・グループに入って、大々的に宣伝して、宿泊客が増えて儲かったのでしょうね。 でも営利だけを求めて、良心を失ったホテルに未来はあるでしょうか? 牢獄のような部屋の並ぶ別館を増築して、通常の部屋の半分以下の面積しか無い部屋を、臆面もなくツインルームとして使用するなんて。 あの圧迫感の強いダブルベッドの部屋に押し込まれた客は、二度とあのホテルを利用する事は無いと思います。 私は閉所恐怖症になりそうでしたから。 白浜御苑をご利用になられる予定の方にご注意。 予約センターで、ダブルベッドの部屋しか残っていないと言われたら、絶対に泊ってはいけません。 とんでもない部屋に押し込められます。 日程を先延ばしにして、和室の空いている日の予約を取って下さい。 いずれにせよ、私は二度と白浜御苑には泊まりませんが。 少し高くてもロイヤルホテルに二泊すれば良かったよ…。 白浜御苑も、部屋さえ普通サイズの和室なら、7800円で文句は無かったのですが。 確かに、ランクは低めの旅館という感じでしたけどね。 最初に部屋まで案内してくれませんし、備品も全体的に安っぽかったです。 部屋に風呂はありませんでした。 通常の和室はどうか不明です。 あのダブルベッドルームに風呂なんか作ったら、立ってる場所も無いよな…。 夕食後、部屋に帰るのが憂鬱でしたから。 アンケートにボロクソ書いて、帰ってきましたわ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 8, 2007 01:41:06 AM
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