テーマ:試写会で観た映画の感想(680)
カテゴリ:映画鑑賞記録
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"THE GOLDEN COMPASS" 監督、脚本・・・クリス・ワイツ 原作・・・フィリップ・プルマン 『黄金の羅針盤』(新潮社刊) 出演・・・ダコタ・ブルー・リチャーズ ライラ・ベラクア ニコール・キッドマン コールター夫人 ダニエル・クレイグ アスリエル卿 エヴァ・グリーン セラフィナ・ペカーラ サム・エリオット リー・スコーズビー サイモン・マクバーニー フラ・パベル ジム・カーター ジョン・ファー ベン・ウォーカー ロジャー トム・コートネイ クリストファー・リー ジャック・シェパード マグダ・ズバンスキー クレア・ヒギンズ チャーリー・ロウ 出演(声)・・・イアン・マッケラン イオレク・バーニソン フレディ・ハイモア パンタライモン イアン・マクシェーン クリスティン・スコット・トーマス キャシー・ベイツ ・物語序盤・ イギリスのオックスフォード、と言っても、違う次元に存在するパラレルワールド。 そこでは人間はそれぞれ、ダイモンと呼ばれる、動物の姿をした自分の分身を持っている。 彼等は守護精霊的な存在でもあり、常に人間の傍に居て、生涯行動を共にする。 人間がまだ子供の間は、ダイモンの姿は一定せず、様々な動物の姿に変化する。 幼くして両親を亡くしたライラ・ベラクアは、オックスフォード大学のジョーダン学寮に暮らす12歳の少女。 彼女のダイモンはパンタライモンという名前で、普段はイタチの姿をしている。 お転婆なお嬢様ライラには、下働きの子供ロジャーという親友が居た。 ライラ自身は、お嬢様扱いされるのは大嫌いで、やんちゃに遊び回っていたい女の子。 屋敷の一室に忍び込んだライラは、叔父であるアスリエル卿に用意された酒瓶に、毒が混入されるのを目撃して、彼が飲むのを阻止した。 アスリエル卿は、この世界では禁忌とされる、ダストと呼ばれる謎の粒子の秘密を探っており、反対派に狙われていたのだ。 有力者達が集まる会合に出席したライラは、そこでコールター夫人と呼ばれる美貌の貴婦人と出会う。 彼女はライラに接近し、一緒に北の地へと旅をしようと誘う。 初めは親切そうに振る舞っていたコールター夫人だったが、次第に高圧的な本性を見せるようになり、ライラは彼女の元から逃げ出した。 丁度その頃、巷では貧しい階級の子供達が相次いで失踪する事件が起こっていた。 学長から秘密裡に、真理計と呼ばれる、黄金の羅針盤を託されたライラ。 それは選ばれた者のみが、真理を探る事が出来る、不思議な羅針盤だった。 コールター夫人こそが、諸悪の根源だと悟ったライラは、王位争いに敗れた鎧熊のイオレク・バーニソンを仲間とし、失踪した子供達を救う為、北の地へと旅立つのだった。 これはまた、エラく急ぎ足で纏めましたね。 普段なら、先に原作小説を読む事は、決してお勧めしないのですが、この映画に関してだけは、原作を読んで観た方が良いかも。 話が判らないという事はないですが、兎に角、物語の要所のみをピックアップして映像化し、それらを繋ぎ合わせて一本の映画にしたような印象です。 原作を知っている人を、「あの場面を視覚的に観ると、こうなるのかぁ!」と納得させる為に作ったファン向けの映画です、と個人的には断言したくなる作品でした。 ストーリーに浸る余裕は一切ありません。 只管、進展を追い掛けるのみです。 全てが駆け足なので、誰にも感情移入できません。 詳しくは後程。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Feb 23, 2008 05:14:15 PM
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