テーマ:TVで観た映画(3913)
カテゴリ:映画関連(レビュー以外)
ここの所、ポ~ニョ、ポニョポニョ♪の歌が頭から離れず困っています。
つい鼻歌が出てしまってから、また歌ってしまったと、自分に腹が立つ。笑。 随分前から映画館で看板は出ていましたが、その割に話が見えてこないと思っていたら、毎度の如く、公開ギリギリまで完成しなかったのね。 今はガンガン宣伝流してますが。 スタジオ・ジブリが別格のような存在に持ち上げられて以来、反発が強くなって、個人的には鬱陶しいと思っていた制作会社なんですが、その嫌悪感の最たる理由が、いつも近くで「アニオタ、キモい。ジブリ最高。」と思いきり矛盾しまくった持論を繰り返し言い続けていた友人であった事を認識。 その友が消えたお陰で、私の中のアンチ・ジブリ的な気持は、結構薄らぎました。(^_^;) その言葉を聴く度に、「ムカつく」→「ジブリ、ウザい」という悪循環に陥っていた模様。 だから、「ポニョ」も可愛いかもと、割と好意的に受け止められる今日この頃。 でもキャッチ・コピーの「生まれてきてよかった!」を耳にすると、やっぱりジブリはウザい…と思う私は、根本的にジブリはダメみたいです。 真正面から臆面もなく言われると、この言葉は鬱陶しいよな。 「生きてるのも、そう悪くはないかも」辺りなら、私も頑張ろうって気になれるんですけどね。笑。 現実無視の甘々お伽噺は、もう結構です…となるんですよ。(-_-メ) さて、「ポニョ」公開に連動して、テレビ放映された「ゲド戦記」。 試写会以来ですっかり忘れていたので、再鑑賞してみました。 試写会の時は、ジブリお世継問題の方での不快感が強くて、映画を観る以前に否定的になっていましたが、今回それも忘れて、ぼぉーっとテレビで観たら、意外と楽しめました。 でも、当時自分はどう評価していたんだろうと、過去のレビューを読み直すと、これも意外と好意的に書かれてあって、駄目出ししていた割には、温かい目で見てあげたのねと。 当時のレビューには書かれていませんでしたが、声は全員棒読み&起伏の少ない発声で、矢張りプロでないと自然に聴いていられないという思いが強く残りました。 俳優を起用する事が当たり前になった昨今でも、ジブリはOKを出す迄、結構厳しいので、まだ許せるかなと思えるレベルと認識していましたが、改めて聴くと、「素人ども、下手糞…」としか思えず。苦笑。 この辺の拘りも、"ハヤオ"でなく"ゴロー"が監督だったので、俳優達に厳しく要求できなかったのかなぁ、と憶測してみたり。 見直してみると、前回長過ぎて不要に感じた、田舎で畑を耕すシーンなども、アレンの心の再生には必要な時間だったのだろうと受け止められました。 父王を刺殺して逃亡し、普通に帰国したら、王子様は死刑じゃないですかね…と、テルーに暢気に「また次に会った時は云々」と言っているアレンには、頭大丈夫かな?と思いましたけど。 それでも前回は完全なほったらかしエンディングと映った終わり方も、この物語は生と向き合えなかったアレンの心の旅だから、現実的な問題は語らずとも良いかと、自分なりに納得できました。 しかし"ハヤオ"は何故、自身が大ファンで映画化を希望していた「ゲド戦記」を、折角原作者からオファーを受けたのに、自ら監督しようとしなかったのでしょうか? それだけは未だに謎であり、どうせなら"ハヤオ"の「ゲド戦記」を観たかったという思いが消えません。 ↑ランキング参加中。ぷちっとクリックして下さると嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jul 15, 2008 07:59:42 PM
[映画関連(レビュー以外)] カテゴリの最新記事
|
|