テーマ:TVで観た映画(3913)
カテゴリ:映画鑑賞記録
監督・・・佐藤祐市 原作、脚本・・・古沢良太 出演・・・小栗旬、ユースケ・サンタマリア、小出恵介、塚地武雅、酒井香奈子、宍戸錠、香川照之、他。 ・物語序盤・ 遅れてきた清純派グラビアアイドルとして売り出された如月ミキが、自室で焼身自殺を遂げてから1年が経過した。 歌も演技も駄目だった彼女は、ブレイクする事もなく、短い生涯を終えたのだが、彼女のファンサイトの掲示板に集っていたファンは、一周忌オフ会を開催する事に。 集まったメンバーは、サイト管理人である家元、オダ・ユージ、スネーク、安男、いちご娘のハンドルを持つ5人。 初対面の彼等は、それぞれに違った個性の持ち主。 家元と安男は、パーティー気分で如月ミキの事を語り合おうと考えていたが、オダ・ユージは喪服を着て、死者を弔う場の礼式があると主張し、会場は一転して堅苦しいムードに。 そして女性と思われていたいちご娘は、ネカマの中年男である事も判明。 メンバー達はミキについて喋っていたが、明るさが取り柄だった彼女が、突然自殺した事に疑問を持ち続けていた。 そしてミキの死は自殺ではなく、他殺だったというオダの意見から、彼女の死の真相を突き止めようと推理が開始される。 時間と共に明かされてゆく、メンバー達の秘められた裏側…。 何故かこの映画を「木更津キャッツアイ」関連と勘違いしていた私。 あっちは"キサラヅ"でこっちは"キサラギ"でしょ…。 公開当時に「木更津キャッツアイ」はドラマも知らないからパス、と思っていたら、公開が終わった頃に、「キサラギ」面白かった!というコメントを読んで、漸くこの映画の内容を知りました。(^_^;) どうせなら、もう少し早くコメントしてくれよ…と、当時嘆いたのですが、それ以来、テレビで放映しないかなぁと待っておりました。 舞台は回想シーンを除くと、最初から最後まで五人がオフ会を開いていたビルの一室のみ。 本当に金の掛からん脚本だわ。笑。 でも評価の高い映画だけあって、面白い密室劇に仕上がっていました。 当初は亡きアイドルとは無関係の、単なるファン達と思っていたメンバー達が、実は様々な形で、彼女と関わりを持つ人物だった事が判明してゆく。 映画のメインは、何故如月ミキは死んだのか、という真相を探る推理です。 次々に明かされてゆく驚愕の真実に、展開は二転三転し、観客もその都度、そうなのか~!と参加者のように目を見張る作りになっています。 ↑ランキング参加中。ぷちっとクリックして下さると嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Aug 19, 2008 02:59:43 AM
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