テーマ:映画館で観た映画(8560)
カテゴリ:映画鑑賞記録
"DRAGONBALL EVOLUTION" 監督・・・ジェームズ・ウォン 原作・・・鳥山明 出演・・・ジャスティン・チャットウィン、エミー・ロッサム、ジェームズ・マースターズ、ジェイミー・チャン、田村英里子、パク・ジュンヒョン、チョウ・ユンファ、ランダル・ダク・キム、アーニー・ハドソン、他 ・物語序盤・ 約二千年前、地球は宇宙人の侵略によって危機を迎えた。 七人の勇者達が、ピッコロ大魔王を封印した事によって、世界は救われるが、それは一般人の知る所ではなかった。 祖父・孫悟飯と二人で暮らす悟空は、拳法の達人だが、祖父との約束で、誰にも暴力を振るった事が無い大人しい若者。 そんな彼を腰抜けの変人と馬鹿にするクラスメイト達の嫌がらせに、悟空はいつも黙って耐えていた。 クラスメイトのチチは悟空を心配し、悟空は彼女に恋心を抱いていた。 悟空が18歳の誕生日を迎えた日、彼はチチからパーティーに誘われる。 例によって現れた悪ガキ共を、我慢の限界と打ちのめす悟空。 悟空とチチはパーティー会場で楽しい時間を過ごしていたが、その同じ頃、悟飯の元にピッコロ大魔王と手下が現れ、彼を殺してしまう。 ピッコロ大魔王は、世界に散らばったドラゴンボールを集めようとしていた。 悟飯の持っていた一つは、悟空に託されていた為、ピッコロ大魔王はそれを奪えずに去ってゆく。 その後、悲嘆にくれる悟空の前に、機械工学の天才ブルマが現れ、父の会社から奪ったドラゴンボールを返せと悟空に迫る。 ブルマはドラゴンボールの在り処を探知する装置を持っていた。 二人のドラゴンボールが別の物だと判り、悟空とブルマは、悟飯の遺言に従って、亀仙人という人物と残りのドラゴンボールを探す旅に出る。 全然「ドラゴンボール」ではないけれど、これはこれで、娯楽として普通に楽しめます。 最初から「ドラゴンボール」とは別物と思って鑑賞して下さい。 これは「ドラゴンボール」のネタを利用して作った、全く別次元の作品です。 鳥山氏も「新ドラゴンボール」と表していたので、皆、判って行くとは思いますが。 個人的にはブルマがカッコ良くて好みでした。 フルネームが、ブルマ・ブリーフって…笑。 でもそのお蔭で、英語圏の人にも、これが変な名前だって事がよく判りますよね。 チチも自分で変な名前だと恥じていましたが、それが「乳」である事は、日本人しか判らないよね…。 亀仙人は、少しスケベな所も残っていましたが、普通の老師(見た目は若いが年寄りらしい…)になっていて、あのキャラクター性が失われていた事は、やはり残念としか言い様が無いですね。 パフパフさせて、って言わないとね、亀仙人のじっちゃんは。(^_^;) 製作に名を連ねたチャウ・シンチーが、アイデアを全く取り入れてもらえず憤慨していましたが、彼なら亀仙人のキャラクターを絶対に変えたりしない筈…と思いました。 兎に角、お笑いの要素が全然無くて、ごく有り触れた青春モノ・ファンタジック・アクションになっていたのが勿体無いです。 田村英里子(ERIKO)は映画オリジナルキャラ、ピッコロ大魔王の部下マイ役です。 あんまり台詞無かった…。 でもアクションで頑張っていましたョ。 久し振りに彼女を観ました。 地道に自分の道を歩んでいるんだなぁ、と感慨深いものが。 しかし舞台は何処なんだろう? 縄文か弥生時代ですか?という日本(?)が襲撃されていましたが。 住民が日本語を話していたので、あれは日本なんだろう、多分…。 全体的には、無国籍ヘンテコ・アジアン・ムービーって感じです。 何故か挨拶が「ナマステ」だったり。 原作が日本の漫画なので、俳優もアジア系率が高かったです。 ヤムチャ辺りは、白人で良かった気がするんですけどね。 最初とエンドロール途中で出てきた、関という女優さんは何者ですか? 「関」という苗字しか覚えてなくて。 台詞は冒頭の日本語の遣り取りだけですが、考えてみると、重要な役回りなんですよねw → IC! 関めぐみさんでした。 顔は観た事あるんだけど…と思っていましたが、「包帯クラブ」や「ネガティヴハッピー・チェーンソーエッヂ」で知っていたんだ。 キリリとした顔立ちの、眼力のある女優さんですね。 参考 stardustプロモーション 余りにも公開前から叩かれていたので、欠点は知り尽くしてしまっていて、殆ど何も感じないです。 悟空とチチがディープ・キスしてようが、平凡なハリウッド映画の展開だなってだけで。 筋斗雲も如意棒も無いのか…とは思いましたが。 CGや視覚効果がもっと凄いかと、その点は期待していたのですが、こじんまりしてました。 「大猿」ももっと巨大化するのかと思いきや、ただのゴリラ並み? 神龍も小さいな…。 中国ではブーイングが起こっていますが、名前まで入れ替えちゃうんですよね。 "孫悟空"のイメージを守る為に、仕方ない措置かもしれませんが。 でも、あの映画から、名前まで奪ってしまったら、何処に"ドラゴンボール"の要素が残るんだろう? そりゃファンは怒るわな。(^_^;) 回答が、面白いか・面白くないかの二者択一ならば、私は「面白い」と答えます。 でも少ししたら、頭からスコーンと消えて無くなる映画です。 時間短いわ、スケール小さいわ。 感心するほど、コンパクトに纏まっちゃいました~笑 ある意味、スゲェよ、ハリウッド!! ↑ランキング参加中。ぷちっとクリックして下さると嬉しいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Mar 15, 2009 12:06:41 AM
[映画鑑賞記録] カテゴリの最新記事
|
|