テーマ:映画館で観た映画(8560)
カテゴリ:映画鑑賞記録
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"CHOCOLATE" 監督・・・プラッチャヤー・ピンゲーオ アクション監修・・・パンナー・リットグライ 出演・・・ジージャー ゼン 阿部寛 マサシ ポンパット・ワチラバンジョン ナンバー8 アマラー・シリポン ジン イム・スジョン タポン・ポップワンディー ムン ・物語序盤・ タイのマフィアのシマを荒らしたと、日本のヤクザ組織は一触即発の危機に。 ヤクザのリーダーであるマサシが金を侘びとして置いて行った事でその場は収まる。 そこで出会ったマフィアの女幹部ジンとマサシは、互いに惹かれ合って付き合うようになる。 だがマフィアを仕切るナンバー8は、二人の関係を認めず、二度と会うなと脅迫した。 マサシは帰国し、彼の子を宿していたジンは、裏世界から足を洗い、女児ゼンを生み落す。 しかしゼンは自閉症というハンディキャップを持つ子供だった。 好物のチョコを食べながら、アクション映画や近所で格闘技の練習をする若者達を観察していたゼンは、見ただけで格闘技を習得する能力を持っていた。 やがてゼンが少女に成長した頃、最愛の母ジンは白血病を患う。 かつてジンに拾われ、ゼンの世話をしていたムンは、ジンがマフィアに居た頃に付けていた貸付金の帳簿を見付ける。 ジンの多額の治療費を捻出する為、ムンとゼンはリストに書かれた相手から、金を回収して回るが、相手も一筋縄では行かない連中ばかりだった。 ジージャー、可愛くて強い!! アイドルみたいなルックスで、格闘技も本格的で、流石はタイだと感心しました。 タイ映画だし、「マッハ!!!!」の監督作品なので、筋書きは有って無いようなものかと思っていたら、意外としんみりしたお話で。 ヒロインも脳に障害を持ち、一緒に暮らしている母親とムン以外、誰にも心を開かない。 役名があって初めて名前が判った人達も多く、映画を観ている限り、判るのはジン・ゼン・ムンの三人だけでした。 敢えて登場人物名前を出さない所にも、閉ざされたゼンの世界を感じました。 この映画、始まりは唐突です。 日本語で少年の事を語り始めます。 この少年、後にゼンの父親になるヤクザの阿部寛の事なのですが。 結末も阿部寛のモノローグで終わっているので、主役が彼みたいで、最初と最後には少し違和感がありました。 ジージャーのアクションが評判の映画でしたが、噂通り凄いです。 エンドロールにタイ映画らしく、撮影中の映像が挿入されていますが、怪我人続出ですね。 ジージャーもワンシーン撮影する毎に、負傷している感じで可哀想。(^_^;) 他のスタントマンさんも、怪我だらけで、本当に完治したのか心配になる方も。 あれだけのアクションを生身の体だけで表現すれば、負傷して当たり前ですよね。 映画の中では、相手を殺しても構わないというスタンスで、アクションが設定されている訳ですから、やられ方も半端なものでは駄目。 と言う事で、かなり無茶なアクションシーンの連続です。 映画では全員、とても打たれ強いのですが、実際は一発打ち所が悪ければ大怪我。 大変な撮影だったと思います。 阿部さんは、典型的な外人から見たヤクザさんでした。笑 今時、そんな和風な邸宅に住んでる人居ないよ、とツッコミも少々。 でも全体的には、雰囲気で楽しめるのでマルです。 兎に角、ジージャーの可愛さと、キレの良いアクションに舌を巻く映画でした。 美少女っぽく見えますが、実年齢は二十代半ばの女性です。 俄かファンになってしまいました。 今後の活躍に期待します。(*^^)v お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jun 13, 2009 10:20:59 PM
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