NZ最長の氷河が地震で崩壊、湖に氷3000万トン流入!!
ニュージーランドのクライストチャーチを襲った大地震は、23日までに75人の死亡が確認されるなど大きな被害をもたらしているが、この地震で同国最長のタスマン氷河の一部が崩壊し、巨大な氷の塊が近隣の湖に流れ込んだ。
氷河周辺のツアーボート運営者によると、22日の地震直後、タスマン氷河の一部が崩れ、タスマン湖に流入。
それにより、高さ3.5メートルもの波が起こったという。
同地域で観光責任者を務めるデニス・コールセン氏は、湖に流れ込んだ氷の大きさが約3000万トンだったとし、最近降った大量の雨も氷河崩壊の要因になったのではないかとの見方を示した。
タスマン湖は長さ約5キロ、幅約2キロの大きさを持つが、コールセン氏によると、面積の約4分の1が現在、流れ込んだ氷に覆われているという。