九番目の雲に隠れた蒼い月

私が「おからパウダー」を使う切っ掛けになったのが、
糖質制限界で「おから蒸しケーキ」とか「おから蒸しパン」（←「おかパン」の語源）と呼ばれている、
これまたアレンジし放題な素敵低糖質メニューでした。

ネットで公開されている諸先輩方のレシピを参考に、
取り寄せた「おからパウダー」と格闘しつつ、あれこれ試行錯誤して辿り着いたのが、
今回ご紹介するレシピです。

遅れ馳せながら感ムンムンではありますが、もしよろしかったらご参考になさって下さいませ。



おから蒸しケーキ

＜＜材料＞＞

・全卵・・・1個

・クエン酸・・・3g

・ネクタスウィート・・・6粒
（↑サッカリンベースの人口甘味料です。上白糖60g相当のお好みの甘味料と置換えOK）

・豆腐・・・150g（よく3個1組で売られている充填豆腐が便利。それ以外の豆腐でもOK）

・ヨーグルト・・・80g～100g（使用する豆腐の水分量次第で加減して下さい）

・オリーブオイル・・・10～20g（入れなくてもOK。入れるとシットリ度がアップします）

・おからパウダー・・・50g

・重曹・・・5g

・オプション・・・アマニやココア、粉末茶、ナッツ類、チーズ等々お好みで。入れなくてもOK。

・フレーバーオイル・・・バニラオイル、レモンオイル、メープルオイル等々をお好みで。
エッセンスでもOKですが、加熱調理する場合はオイルの方がより香りが立ちます。


＜＜作り方＞＞

１）全卵・クエン酸・甘味料をボールに入れて、泡だて器でよく撹拌する。

２）（１）に豆腐を加えて、泡だて器でなめらかになるまでよく撹拌する。

３）（２）にヨーグルト・オリーブオイルを加えてよく撹拌。
オプション、フレーバーオイルを加える場合はここで。

４）おからパウダー・重曹を加えて（泡だて器ではなく）木ベラやゴムベラで手早く混ぜ合わせる。
この時、最初に入れたクエン酸と最後に入れた重曹が混ざることで、
生地が少し発泡して膨張します。そのタイミングで生地を素早く型入れして下さい。

５）電子レンジ（600Ｗ）で5分加熱。型出しして冷ましたら、完成です♪


冷蔵庫保存で約1週間は保ちます。冷凍も可。
作った翌々日くらいが一番美味しいと思います。


↓私が愛用している、電子レンジ用シフォンケーキ型。
友人に教えてもらって、100円ショップのセリアでゲットしました。
中心部が空洞になっているので、加熱ムラが防げて失敗なしです。

塗らなくても大丈夫なことが多いんですが、
念のため内側にバターかオリーブオイルを塗って使ってます。







オプションとして私が最もオススメするのが「亜麻仁（アマニ）」の粉末。
ゴマに似た食感・風味で、オメガ３系脂肪酸含有量の高さで知られています。
これを１バッチ当たり30gくらい入れると、もんの凄くシットリした蒸しケーキに成ります。
（一番上の画像の左奥に写っているのが、アマニ入りです）


粉末にして販売されているものもありますが、少しでも酸化を遅らせるために、
私は↓この種子のままの物を購入して、使う分だけコーヒーミルで挽いています。


ギュッと詰まった、天然の栄養成分加熱殺菌済亜麻の実＜亜麻仁・アマニ・フラックスシード・リンシード＞　1kg【2sp_120611_a】




↓緑茶やアマニを挽くのに愛用しています。安くても問題なく働いてくれています。


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私の元夫は、甘味料を入れずに作った『アマニ入りおから蒸しパン』を主食に置き換え、
あとは割と好き勝手なおかずを食べて（鶏肉と豆腐類が多かった）、
半年間で20kgの減量に楽々成功してました。

本人が一番喜んでいたのが、長年苦しんでいた「関節症性乾癬」が完治したこと。

そもそも「関節症性乾癬」だとすらわからず、
関節炎とアトピー、２種類の別々の病気として、２つの違う病院に通院していたんですが、
当時既に糖質制限を開始していた私が、たまたま江部先生のブログで「関節症性乾癬」を知り、
元夫も糖質制限を開始した...という経緯でした。

関節症性乾癬でお悩みの方々の何かの参考になれば幸いです。