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カテゴリ:First Try 初組立て
Remake 2004年 <晩秋> 正門守衛室の受付で記帳し来客者と印刷してある丸いバッジを受け取り、 左胸につける。 従業員通用口のドアを担当者の人に空けてもらい入室する。 男性用、女性用に分かれて更衣室へ案内される。 アラアライくん:「スペースが無いので、2人で1つのロッカーを使って下さ~い!」 スリッパに履き替え、そこから・・・テック内のテクノSv現場事務所へ向かう。 ・ ・ ・ まだテクノSvの豊科S*NYでの初仕事とあって、 仮設のテック内現場事務所はパーテーション(間仕切り)で仕切られ、 まだ4.5畳ほどのスペースしかない。 スチール製デスクが3台・・・貴重品ロッカーも1つ。 現場事務担当のココバヤシさんが事務所のマドンナで、 入場手続きに大忙し・・・まだテクノSvの全員が新人で活気がある。 タイムカードも昼勤・夜勤・業務担当者含めて約130人分。 自分のタイムカードをさがして、打刻して研修が始まる。 「えっ?!ちっちぇー現場事務所~!!」 「?!来る場所間違えちゃったかな・・・。」 と思うくらい小さかった。 ・ ・ ・ それから1カ月後・・・12畳ほどの広さの事務所になった。 「お~っ!テクノSvもテック作業所も業績良くなってきたな~!」 がんばった甲斐があった~。 みんな嬉しい~って感じで笑みがこぼれる。 すぐ隣には医務室がある、 もしケガしたりしたら治療してもらえるから、 安心して仕事ができる。 そこから、テクノSvの組立ライン管理担当の人(生産管理)に、 案内され多目的ホールの”スカイホール”へ移動する。 ここで、はじめて第1陣メンバー約120人全員 (男女半分ずつくらい・ライン管理担当含む) が席に座り、どんな人がいるか顔をあわせる。 4人がけのテーブル席に座る・・・初対面から、 顔見知りの組立ライン仲間になる。 自分も少し髪の薄さを気にしながら雑談に加わる。 最初は緊張してるせいか、よそよそしくなる。 しばらくして。 研修担当者:「みなさ~ん、ちょっと聞いてくださ~い!」 「これから3日間、作業マニュアルを読んで、 研修をしていただきま~す。 組立ラインのセル工程に配属されたら忙しくて誰も教えてあげる時間が無いので、 ここで覚えて行ってくださ~い。 「作業マニュアルは全部で約100ページくらいあります、 必要ページだけ、頑張って覚えてもらいます。」 20歳くらいの、まだ高校生気分が抜けきってない若い青年が・・・ビックリして・・・ 20歳代の若者:”え~っ100ページ~・・・そんなの聞いてね~よ~” みんなビックリする。 「その後に簡単な筆記テストをしま~す! その結果によっては、帰って頂くこともありますので、 しっかり勉強してくださ~い!」 ”オレ暗記とか苦手なんだよな~高校以来だよ~テスト受けんの・・・。” 「ラインにいくと、組立てマニュアルもあります、 そっちは、各自ラインで覚えてください。」 ”えっ!!まだあんの~!何それ~!!・・・。” 「けっこうモラル(風紀)が厳しい会社ですので 、頑張ってついていってくださ~い!」 ”キーン・コーン・カーン・コーン・・・” ”おっ!やった~昼飯の時間だ~!” 昼休みのチャイムが鳴る・・・。 食堂からカレーライスの匂いが~~~。 キザイチのFirstTry 第7話と第8話 は未定です。 シーン:安曇野・豊科SNY BAIO Type T 1号機~・スカイホール お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年11月23日 16時36分08秒
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