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げげげの女房を見ていると、都会と田舎の違いはあれ、なんだか懐かしい。
まだ小さい子どもだった頃、紙芝居がやってきた、紙芝居屋さんは、 飴を売り終ってから紙芝居を始める。 一番人気のあったのは、黄金バットだった。どくろの仮面を被り黄金のマント をひるがえした主人公の活躍にわくわくした。 貸本屋さんに通ったのは、青年時代だった。 今はさびれた過疎の町がにぎわっていた頃、貸家の二階をかりていた。 風呂屋さんに行った帰りに、貸本屋さんによった。 ガロや白土三平の漫画をよく借りた。 あの頃、国自体の経済は今より規模が小さかったのかもしれない。 だが、町には活気があり、人も多かった。 田舎にも田舎なりの賑わいがあった。 今では人の姿をほとんどみない町なのだが。 紙芝居をみた田舎の村にも人の姿は今より多かった。 どこも今に比べれば大家族で人のぬくもりがあった。 今では田圃に人の姿を見ることはめったにない。 げげげの女房をみていると、何か安心できるのは、 そんな昔とつながっているからかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/07/16 03:26:08 PM
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