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テッサ・モーリス・スズキの『日本を再発明する』を再読した。前回はよくわからなかったが、
今回はより丁寧にゆっくりよんだからか、よくわかった。 この本は、日本・自然・文化・人種・ジェンダー・文明・グローバリゼーション・市民権について、それぞれ日本を代表する学者の見解を中心に分析したものだ。いずれも、それぞれの立場、観点から、日本を発明していることがわかる。そのことをとおして、日本を再発明することの必要性がわかった。 最近さかんに、日本優秀説がいわれるが、これなども日本を発明することの一つだろう。このように作られる日本像に驚かされることなく、現実の日本を厳しく見つめなおす必要をこの本から感じた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017/01/15 10:19:50 AM
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