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カテゴリ:神社仏閣・御朱印
名古屋市瑞穂区御劔町2丁目
瑞穂台地の西外れにあたり、見通しの効く高台は昔は海岸線も望む事が出来たであろう ここから西の堀川に向け緩やかに高度を下げ行きます 古い区割りの入り組んだ細い道や一方通行が多く、公道からいきなり私道という所もあります 車で入り込むと苦労する場所かもしれません 傾斜地に高く積まれた石垣上に御劔町『八釼神社』が鎮座します 南向きに石鳥居があり、鳥居からいきなりの石段が上に伸びます 鳥居左に八釼社の由緒が刻まれた碑と右に社号標、社格が生々しく埋められています 一直線に境内かと思いきや、二の鳥居の先から石段は途切れています 二の鳥居をくぐるとそこにも石垣が積まれ、さらに一段高くなっています 左に行けば拝殿前へ、右に行けば境内東に通じる様です 参道脇に所々ベンチが置かれ、杜に包まれた静かで落ち着いた環境を提供してくれます 陽気が良ければ本を開け、眠気に誘われればそのまま昼寝したくなる落ち着く空間です 参道左から拝殿前に向かいます 石段の先に三ノ鳥居、正面に拝殿が見えます 提灯掛は提灯が吊るされていると形になりますよね 鳥居の先の拝殿前を担当する面々 奉納年は見ていませんが、いい感じで年月を刻んでいます 境内右側に手水舎、手水鉢 龍はお出かけの様ですが綺麗な清水を提供してくれます コストが付いてくる現在、当たり前ではなくなっています、嬉しいですね 拝殿前に戻り正面全景です 五七の桐紋が入った神社幕、提灯でドレスアップした拝殿、玉砂利を踏みしめて参拝 上段 瓦葺の拝殿と社務所に続く渡廊 下段 拝殿左に渡廊から続く社務所 拝殿前掲げられた扁額、拝殿内から本殿方向の眺め 由緒によると、創建は熱田神宮の下の宮八剱宮から1056年(天喜4)に勧請、境外新八剱宮として鎮座とあり、長い歴史のある神社 祭神は建速須佐之男命、日本武尊、大伴武日命 この地の地名はここ八剱社に因んで付けられたと言われています 拝殿、幣殿、本殿の全景 社殿の再建の歴史は分かりませんが、近年に建て替えられているようです 上段 拝殿右に本殿域にある白山社、社宮司社、源太夫社の拝所 下段 本殿域で小さな狛犬が守る先に社 境内の東側にある脇参道、その右に秋葉社 堂内右全景、お気に入りの不動明王の姿も 本殿と秋葉社の間に北側から境内につながる脇参道、こちらからなら石段はなかったか・・・・・ 三ノ鳥居の左で京都の町屋の屋根で見かける魔除けの鍾馗さん似の像が目に止まる 折れた左腕の断面は粘土瓦で出来ているようにも見える 台座には1856年(安政3)と刻まれているようですが、元からこの像の台座だったのか良くわからない 三ノ鳥居から南方向の眺め 狛犬達が見据える先には見下ろすように街並みが広がっています 2019/1/12 御劔町『八釼神社』 創建 / 1056年(天喜4) 祭神 / 建速須佐之男命、日本武尊、大伴武日命 住所 / 名古屋市瑞穂区御劔町2丁目18 アクセス / 市営地下鉄桜通線「瑞穂運動場西」下車西へ徒歩20分程 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.01.19 21:21:07
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