名古屋市守山区『大森寺』
名古屋市守山区の豊かな森を残す丘陵地のへりに立つ、徳川家と所縁のある浄土宗の古刹。二代藩主徳川光友の生母歓喜院乾の方の菩提寺として、乾の方の故郷大森に1661年(寛文元年)創建。本尊 / 阿弥陀如来1876(明治9年)の火災により創建以来の建物は焼失、本尊は焼失を免れる。現在の本堂は2014年再建、現在に至る。重厚な山門から緩やかな坂を上り、二の門へと繋がる。山門左脇にある由緒が刻まれた碑と中門の手前に設置された名古屋市教育委員会の案内板周囲を木々に囲まれ涼やかな中門から境内を臨む、中門に掲げられた山号の額は德川光友の筆と云われる。地蔵堂には多数の地蔵、その奥には再建時に一部保存されたものなのか古い瓦が積まれていました。中門から境内へ入ると空が開ける、正面に本堂、右手に鐘楼と寺務所の配置乾の方の墓は本堂の裏手に祀られています。尾州中納言葵が印象に残る大森寺です2017/6/15撮影住所 / 愛知県名古屋市守山区弁天が丘809番地TEL / 052-798-0289アクセス / 名鉄瀬戸線「大森・金城学院前」下車 徒歩5分