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私の実家の家族は両親と姉2人。父はもう定年退職して毎日ゴルフ三昧な日々を送っていて独り暮らし、母は20年以上患っているリウマチで今や寝たきりで障害者施設で暮らし、姉2人はそれぞれ福岡と京都に嫁いでそれぞれ2児の母である。
私は出戻って旦那はいないし地元でしかも実家から車で20分、母のいる施設へは車で5分の所に住んでいるので週イチで母のもとへ通い、その時には父もやって来て帰りに一緒に夕飯を食べている。 母の所に週イチで通うようになったのは子供が生まれてからで、その頃は車で片道1時間半かけて通ってたので別れた旦那は週イチで留守にする私を良くは思ってなかったようだが黙認していた。離婚して今のアパートに住居を決めたのは母の所に近いからだし、元々母が自宅介護だった頃から面倒は私がみていたので今でも施設に行けば母の事は私がするし、年2回実家に帰った時も私が世話をしている。施設で家族の集まりがあれば何を差し置いても参加するし、それは母を施設に入れてしまった罪滅ぼしみたいなモノも含まれている。 福岡に住む上の姉は子供の頃から甘えるのがヘタで親との折り合いも悪く、好んで遠くに住んでいるが京都に住む2番目の姉は私が母の所へ足しげく通ったり世話をしたりするのをいつも『ありがとう』と言ってくれ、『アンタのお陰で自分は京都で幸せに暮らせてる』と感謝してくれている。 私から見れば、姉はちゃんと大学を出て幸せな結婚をし、幸せな家庭を築く事で充分親孝行してると思うし、ちゃんと年2回実家に帰って家事全般請け負ってくれるし、母の誕生日にも母の日にもちゃんと毎年お花やプレゼントを送って来るし、ちょくちょく手紙を出してたりして、“離れて暮らす娘”の責任は果たしてると思う。 (言っちゃ何だが上の姉は母に何も送ってこんし、私が母のトコに通ってても『大変ねぇ』と他人事のようだ) でも、2番目の姉がこないだ『ウチの子がやるからもし良かったらいつものお礼にアンタんちの子にも』と4月からのチャ○ンジ1年生(と4年生)を申し込んでくれた。これはウチのなほが1年生になる頃からずっとやりたがってたがウチは貧乏なのでとてもじゃないけど始める余裕がなくて我慢させてて、子供達は大喜び。 今日入会特典のいろいろが送られてきて、中の目覚し時計を取り合ってモメてはいたが、ホントにありがたい話だと思う。 私なんか何もしてない。昔から何をやっても長続きしない私は大学も途中でやめちゃったし、その後は母の介護にかこつけて2~3年プー太郎やったし、結婚にも失敗して、何もできないからせめてもの親孝行で母のトコに通ってる。しかも別に私のお母さんなんだから当たり前だし。近くに住んでるのに行かない方が圧倒的に不自然だし。感謝されるような事は何も無い。 通い始めた頃は旦那がクチきかない人だったのもあって、毎日毎日話し相手の無い生活だったから母と喋れば楽しかった。今でも母と喋りたいから行ってるようなもんだ。 何かしてくれる事そのものよりも、『ありがとう』と言ってくれる姉に、こちらこそ『ありがとう』という気持ちでいっぱいになる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2003年11月11日 21時48分06秒
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