カテゴリ:カテゴリ未分類
わが家の居間に、温湿度計がある。気温と湿度が時計みたいに表示されるやつ。
次男君(4才)が、不思議そうに聞いてきた。 「あの、あかいとこってなあに。」 みると、湿度計の針が、「風邪注意」の赤いゾーンを指していた。 「んーとね、風邪に注意だって」 「それ、なあに?」 「ちゅーいしてねってこと」 いいがげんに説明して長男君と、「あそこは食中毒注意だ」などと話していると、なにやら気配が・・・・。 それは次男君だった。 お口をたこみたいにして、せまってくる。 そして、おもいっきりチュ―。 次男君をいいかげんに扱ったので自己主張か? そのあとも、そのチュ―攻撃は続く。 まあ、こちらとしては、悪い気はしない。逆に抱きしめてしまう。 「チュ―チュ―」言いながらせまってくる。 ん? 彼が誤解していることが分かったのは、チュ―を20回くらいしてから。 「注意してね」を「ちゅーしてね」と取り違えたってことを。 わが家の温湿度計よ、「ちゅうい」の赤いゾーンをさしてておくれ。 そしたら私は幸せでいられる。 長男君は、今朝も泣きながら帰ってきてしまったが、学校に送り届けてきた。 まったく、たんが絡むくらいで泣いて帰ってくるなっての。 今日は豆まきがあって、まめやお菓子を拾えるんだぞ。 確かに、外は寒くて歩いていくのはつらいかも知れんけどな。 幼稚園から戻った次男君に、「ちゅーいほう」とつきまとったのはいうまでもない。 長男君は、冷めた目でわたしをみつめている。 長男君はすでに、チュ―を嫌がる。 「そんなことするとお母さんチュ―するよ」というとすぐに言うことをきく。 私のチュ―は、長男君にとって、拷問に近いのか.... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|