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カテゴリ:信濃追分からの旅
天気予報は台風16号の影響がありそうでしたが、朝は降っていなかったので、ハイキングに
出かけました。千曲市方面の冠着山に登ることにしました。別名姨捨山です。 冠を被ったような山です。 この辺りは、更級郡だったのですが、千曲市に変わっています。 更科と更級、どちらの文字か紛らわしいのですが、芭蕉の俳諧紀行文は更科紀行、 ソバ関係も更科、(さらしなソバ)信濃の国の枕詞は更級、 そして地名の更級郡は消滅してしまいました。 山道を歩いているとこの時期、サラシナショウマの花が目立ちます。山野草にしては大きな 真っ白い花です。 頂上近くでは、トリカブトの群生が見られました。中山道69次資料館の庭に出てくる トリカブトよりずっと色が濃い紫です。毒のある花のようには思えません。 わずか30分程で頂上到着です。標高1252mの地に、句碑が建っていました。 「更級や 姨捨山の 月ぞこれ」 昭和20年、小諸に疎開していた高浜虚子の句です。 木々の間から、北アルプスの鹿島槍が見えました。こんな眺望も山登りの楽しみです。 次に聖湖方面に向いました。見上げると三峰山が見えるので、登ることにしました。 わずか15分で山頂到着、ここはスキーやスカイライナーなどレジャーで賑わうことがあるのでしょう。 おむすびをいただいて一休み。低い山とは言え、この季節は汗をかいてしまいます。 少し雲行きが怪しくなったので、もう一つの山登りは変更して、聖湖一周にしました。 のんびりと魚釣りをしている人たちもいますが、私達はウォーキングです。 湖面に映る黄金アカシアがアクセントになって、美しい絵になっています。 このあとやっぱり雨になってしまって、その上予定していた温泉は定休日、 しかたなく早目の帰宅となりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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