|
カテゴリ:北国街道を歩く
関東のウォーキンググループの皆様と、北国西街道ー郷原宿を歩きました。 広い区画割りで、雀オドリの棟端飾りを付けた風格のある家が残り、前庭が美しい町並です。 正直言って驚きました。家の高さの倍もありそうな高い木々、ちょうど植木屋が入って、 手入れの最中です。イブキでしょうか?こんな高い木のお手入れを見るのは、初めてです。 この郷原宿は水位が低いので、生活用水のためにかなり深く井戸を掘る必要があったようです。 そこで宿全体で区割りして、何軒かで共同井戸を掘ったそうです。 今は水道が通っているので、井戸は必要ないのですが、このお宅では歴史の産物を今も 大切にされて、ちょうど通りかかった私達に見せてくれました。 12mぐらいありそうな深い井戸、底までよく見えるようにライトをつけてくれました。 よく見ると水が動いているので、今も湧いてきているのかもしれません。 井戸と共に、町並みの景観が素晴らしい宿です。 民俗学者の柳宗悦が絶賛した、郷原宿です。 1泊2日の街道案内でしたが、急に発生した台風6号もたいしたこともなく、過ぎ去り 台風一過、晴天に恵まれました。安曇野からの鹿島槍(右)、爺ガ岳(左)です。 そろそろ種まき爺さんなど、雪形が見えてきました。 早春賦をみんなで歌って、山の解説を聞きました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[北国街道を歩く] カテゴリの最新記事
|