タテタカコ
「宝石」タテタカコ真夜中の空に問いかけてみてもただ星が輝くだけ心から溶け出した黒い湖へと流されてゆくだけもう一度天使は僕に振り向くかい?僕の心で水浴びをするかい?やがてくる冬の嵐に波が揺られて闇の中へ僕を誘う氷のように乾いた瞳で僕は大きくなっていく誰も寄せつけられない一瞬を放った宝石心から染み出た黒い空に今夜も星が輝くだけやがてくる春の光息を吸い込んだ氷のように乾いた瞳で僕は大きくなっていく誰も見たこともない一瞬を放った宝石路肩に車を止めて泣いてもうた。水道の蛇口のように涙が出た。歌詞に感情移入をするのではなく、この歌が主題歌であった映画を想い出してではなく。嬉しいのか悲しいのかわからんような涙、わけがわからん。歌とは関係がないこと、いろんなことを思った。私は私の大切な人のことを想った。私は私の大切な人々のことを想った。生きていくことを想った。私は私のツミを考えた。ピアノの弾き語りの佳曲。友人からタテタカコさんのCD「そら」「裏界線」をいただいた。素晴らしいアーティストに出会ったよ。ありがとうございました。