大阪三大祭の一つともいわれるこの夏祭り。大阪市内でいくつも開催される夏祭りの中でも、最初に始まるために「夏が来た」というより、「これが来ないと夏が来ない」とまで言う人もいるぐらい。歴史も古いとされ、聖徳太子が開いた日本最古の祭りという説もある。


　ということで、夜店を写そうと出向く…その前に、買っておきたいものがあったので、昼食前に電気街へ向かうことにした。とはいえ、電気街への移動途中に位置するお寺。ついでに寄ってみた。さすがに、ほとんど出店は準備すらしていない。



　曇り空の下、適当に撮影してたら近くの箱から「ピヨピヨ」という鳴き声が。そうかぁ、この時間帯からヒヨコ達は幽閉されているのか【笑】



　表通りの谷町筋から、自動車がすれ違える程度の路地が参道風になっている。



　そのまま進むと、本体（舞台？）の愛染さん。「あいぜんさん」と「さん」付けで社寺仏閣を呼ぶのは親しみを込めた大阪弁で、正式名称は勝鬘院だそうな。



　まだ準備中の金堂周辺は、スタッフが宝恵駕籠に出かけているのか、ひっそりとしたものである。


　とはいえ、既にお参りをされている方も。

　この金堂の北側には、重要文化財の多宝塔がある。



　さて、ここまで撮影した後、自宅を出た目的の買い物へ(^_^;)


　一旦帰宅して、夜を待つ。出かけてみると…予想以上の人混み。駅前から本堂まで、すれ違うのがやっと。昼前に見たヒヨコの近くはこんな感じ。



　参道風の路地にいたってはここまで混雑している。



　「夏が来ない」という人もいるのは前述のとおりだが、それ以外の人も待ち遠しいイベントだったのだろう。梅雨明けはまだとはいえ、梅雨の中休み状態で、折りたたみ傘も要らない天候ともなれば、人出が多いのもうなずける。

　金堂裏には、毎年歌舞宴曲のコーナー…じゃない、舞台が用意されている。どうもうまい具合に撮れない。単に下手なうえ設定慣れしてないだけだろうとは思うのだが…



　舞台から目を右に向けると、多宝塔である。



　そのまま金堂を時計回りに進んで、また金堂表側に戻る。ここで初めて、フラッシュを焚いてみた。



　中央下部にやや黒いエリアがあるのは、私の影ではない。後日意味が判るのだが、自分のフラッシュ光が、付属レンズフードに蹴られるのである。


　ここまで何枚も撮影して、改めていろんなモードが有ることを思い出した。いかに操作法を把握していないかということではあるが、まぁ、素人が最初に練習場所に選んだこと自体が間違いである【笑】

　さっそくナイトモードをテストする。人の流れと店の配置から、ちょうど撮影しやすい場所で「金魚すくい」があったので、いろいろと試してみた。



　色々試した割には、結局この写真しか使えなかったのだが(^_^;)


　最後は、金堂前でお守りの販売も担当する公募で選ばれるという愛染娘達を。



　ちなみに彼女たちは、個々に同寺のホームページで紹介されています。