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去年、目白バロック音楽祭をきっかけにチェンバロを習い始めたのですが、今年の音
楽祭は特にチケットなどは取っていませんでした。 が、土曜日に行きつけの目白のお蕎麦屋さんがクロージングコンサートの券をくれた ので姉と行ってきました! 会場は、立教大学の食堂。とっても素敵なところです。 普段も普通に散歩とか出来そうなところで、キャンパスとしては狭いですが、その昔 あすなろ白書の撮影でも使ったりととにかく素敵な大学です。 で、演目はデカメロン物語。14Cイタリアの恋歌とダンスという副題 デカメロンといえば、少年隊!ですが、Wikipediaによると、 『デカメロン』(Decameron)は、ジョヴァンニ・ボッカッチョによる物語集。十日 物語・人曲(神曲に対して)とも呼ばれる。(デカメロンはギリシャ語の10日deka hemeraiに由来) 1348年に大流行したペストから逃れる為に邸宅に引き篭もる間に男3人、女7人の10人 が退屈しのぎの話をするという趣向で、10人が10話づつ語り、全百話から成る。内容 はユーモアと艶笑に満ちた恋愛話や失敗談などで、それぞれ『アラビアン・ナイト』 や『七賢者の書』から影響を受けている。イギリスの詩人ジェフリー・チョーサーの 『カンタベリー物語』やマルグリット・ド・ナヴァルの『エプタメロン』などに影響 を与えた。 とのことです。 楽器も中世リュート、オルガネット、中世ハープ、フィーデル、コルネットなど、珍 しい楽器のシンフォニーです。 バロックというより民族音楽といった感じで、イタリアというよりアラビア、中近東 の妖艶な音楽といった感じでした。 バロックというとバッハや教会音楽をイメージしてしまいますが、14Cのころの音楽 はもっと自由で、言葉は悪いけれど、チンドンヤというか、楽器片手に練り歩き、踊 りや歌、一芸を見せて回ったのではないでしょうか。 今回の音楽はもっと高級感があったけど当時はもっと大衆的な音楽だったのだと思い ます。 こういう音楽を聴くと、音楽はヨーロッパと思っていたけど、中東の影響を随分受け ているような感じがしました。 実際リュートは、中東発祥でヨーロッパではリュート日本では琵琶になって普及した ということですから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.06.16 22:30:55
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