昨日の藤田社長の特集を見たときも
気持ちが痛いほどわかったので
テレビを見ながらボロボロ泣いてしまったのですが…。
今日はもっとダメでした。
番組でマンモグラフィーのレントゲン写真が写ったその瞬間
自分が告知された2年前をフラッシュ・バックと共に
思い出してしまい、目から大粒の涙がこぼれました。
今回、若年性乳がんを経験した10名の方が
それぞれの言葉で思いを打ち明けていましたが
その言葉のどれもが、まさに自分でもいつも感じていることで
深く共感しました。
乳がんとわかったそのとき。
→「胸がなくなる?これから一体どうしたらいいんだろう…?」
→「(がん治療は大変で)うつになりますよ」
恋愛や結婚に対する思い。
→「乳がんだとわかったら、相手の男性は引くんじゃないか。」
現にそれで結婚話が破談になったという方も登場していた。
結婚して子供が欲しいと思っても
→「治療が長引いて40代に突入すると思うと
いくら生理が戻ってきたとしても、妊娠すること自体無謀な気がする。」
→「妊娠することを選ぶとすると、その間10ヶ月間は乳がんに関しての
検査などができなくなるわけで、その間の不安が大きい」
そして・・・
退職を決めた私に一番こたえたコメントが
「就職(転職)の際、履歴書に乳がんの既往歴を書いたら
面接のときに(3人一緒に面接を受けていたのに)自分だけが
乳がんのことを事細かく聞かれて、参ってしまった。
もうこれからは、乳がんだとは書くのはやめたい。」という内容。
採用する側が、業務に支障のなさそうな、健康な人を採りたいというのはごもっとも。
でも、まだ治療が続いていて、以前のように
「健康です!」と胸を張って言えない場合は
どうしたらいいんだろう?というのは私もずっと感じていました。
履歴書に書いたら書いたで、面接で突っ込まれて嫌な思いをしそうだし
書かなきゃ書かないで、あとで既往歴が判明したときの
相手の反応も怖い・・・。
ただ番組でも言っていたように
「1人で悩まないで」というのは私も大いに賛成。
信頼できる人に相談したり、同病の方と話して
思いをわかちあうのも大切だと思いました。
1人で抱え込んだら、潰れそうだもん。
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Last updated
2006.10.05 00:25:28
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