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カテゴリ:💫復活裏
自分用の読書メモです。
「はじまりの日」 出会いの日の熱のときめきと予感に読んでいるこちらまで胸を高鳴らせることになりました。 「よくあるはなし」 この少年は誰だろう?ザン様のようで違うなぁと読み進めてみたら… 諦めようとする親子の話でした。 そして、剣士としての誇りと、忠誠心のどちらにも身を捧げようとした彼の話でした。 くく、と笑うザン様が切なくてどうすればいいのか分からなくなりました…。 「まぼろしあそび」 憎んでいて、嘲笑っていて、それでも淋しげーーーそんなザン様を誰も救うことは出来ないし、そもそもザン様は安い同情も救いも求めていない。 「生贄の仔山羊」 ザン様が何のために引き取られたのかということについて見方が転換したお話でした。 「そして昏き淵に落ちる」 親子の相互依存と優しさと執着ゆえの厳しさとそこに割って入ろうとするスクアーロの懸命さが狂おしく好きです。冷たい安らかな銀色と熱く騒々しい銀色。 「エゾデイル」 偽物である指輪を掴まされ、偽物でいた「十代目」を掴まされたと言われても仕方のないようなスクアーロが、それでも信じていたたった一つの真実である「XANXUSの怒り」だけは相も変わらず本物であったという話でした。 「幸せになってはいけません」 幸せにならない己をアイデンティティとして受け入れている彼のお話。 「理由」 目を閉じさせられるその瞬間を待った彼のお話。 「因果回廊」 穏健派と善人は必ずしもイコールではないーーーこの表現が胸に刺さりました。 それでも、それだけ用意周到な彼でもーーーいや、用意周到な彼だからこそ永遠に逃げ続けることになるのだろうと思いました。ほんとうにぶつかりあうまでは。 「四の月嘘の日」 エイプリルフールのこれ以上ない活用方法と忠誠の示し方と抜け穴のお話でした。 「ラストワルツ」 ザン様の誇り高い姿や怒りをもってこれぞ我らが主だと胸を張るスクアーロ可愛い… ボス……。綺麗な遮るもののない孤独な空。 「バルタザール・フリーク・ショウ」 ……IFとはいえ……、 なんてもんを見せるんですかありがとうございます。 ザン様のプライド複雑骨折がこんなにもこんなにも………… スクアーロがやっぱりスクアーロで、絡み方が少し同情を含んでいたとしても憧れとそれを伝えようと懸命な所は変わってなくて、スクザンだなぁと思いました… 「ノエル」 切なくて萌え転がって 可愛くて萌え転がりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.05.05 02:57:30
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