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カテゴリ:心理・セラピー
昨日の続きです。
親からかけられたマイナス言葉は、 知らず知らずのうちに、私たちの潜在意識にすり込まれ、 それが本当の事だと思い込んでしまうのですが、 自分で使ったマイナス言葉でも、同じ効果が出るそうです。 例えば、日本人は謙遜が美徳とされてきました。 そのため、マイナス言葉を、日常でもとてもよく使いますね。 例えば、何か誉めてもらっても「まだまだ修行が足りません」と答えるとか 「とんでもない、まだまだ全然ダメで」とか、 「いやいや、そう見えるだけです」とか、 「なかなかうまく行かなくて」とか…あぁ、いくらでも出てきます! でも、それは自分にマイナスのレッテルを貼っているのと同じ事。 私たちの潜在意識は、謙遜の言葉でも本当の事として受け取ってしまいます。 だから何かあっても、潜在意識では「自分はダメな人間だ」と思って、 無意識に、それにふさわしい行動をとってしまうのです。 自分でマイナス言葉を使ってしまうのは、 親からかけられたマイナス言葉のおかげ。 そして親がマイナス言葉を話すのは、 そのまた親からかけられたマイナス言葉のおかげ… このような悪循環にはまっていたら、ぜひ断ち切りたいものですね。 昨日「ステキな肩書きをつけましょう」と書きましたが、 潜在意識に好ましいイメージを持たせるには、他にも方法があります。 前回の問題解決セラピスト講座で習ったのは「自己暗示」。 「○○すると△△する」という文章を作るのです。 ○○には日常やっている事、そして△△には、こうなって欲しい事を入れます。 ○○と△△は、似たような言葉にすると、より効果的です。 例えば 「私が部屋の明かりをつけると、アイデアがパッとひらめく」というように。 そうすると、○○と△△の間に何の関係がなくても、 潜在意識は「関係がある」と勘違いして、 本当に電気をつけたとき、アイデアがひらめくようになったりするのです。 何度も使うと、さらに潜在意識に入りやすくなるそうです。 ぜひお試し下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月03日 23時36分14秒
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