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カテゴリ:映画
いかにも、イギリスらしい映画。 難病に罹った孫の手術のためにお金を作るおばあちゃんが、主人公がマリアンヌ・フェイスフル(水野美紀に似ている)の扮するマギー。もう年をとっているし、特別な資格も昔取った杵柄も無い、普通の家庭の主婦がどうやったらお金を稼げるか? この映画は、そのアイディアが奇抜だが、さもありなん、である。 お金を作るために、マギーは借金を頼んだり、職業斡旋所にも行ったりする、だがすべて断られ途方にくれる。そのとき「接客業募集」の張り紙を見かけ、勇気を出して、面接を受けるが、その仕事は所謂風俗であり、自分には出来ないと断る。
しかし、家族のためにお金が要る。マギーは面接で言われたお金の多さに気持ちが変わり、仕事を始める。
マギーの手は男たちにとってまさに神の手。 その手は、イリーナの掌(IRINA PALM)と名づけられ、列を作って男たちが並ぶ 。しかし、孫の手術費用をためるには時間が無い。仕方なく、マギーは店のオーナーに前借をする。大金を持ってきた母に不信を感じた息子にその仕事がばれる。と同時に、近所の奥様連中にも知られることに。
遂マギーの存在はついには神々しいものを感じさせるところまで表現されている。ラストシーンも大人の味で素晴らしい。
これを見ている途中から『ヴェラ・ドレイク(マイク・リー)2004』と重ね合わせていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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