|
テーマ:小学生ママの日記(28662)
カテゴリ:カテゴリ未分類
30日の日記のつづきです・・・w
では、発達障害のそれぞれの症状を書いてみましょう・・。 (厚生労働省HP 発達障害の理解のためにより) ここで注意していただきたいのは、ほんの一例だってことです・・。人それぞれによって、どの能力に障害があり、どの程度なのかはさまざまです。 ☆知能障害・・知能指数(IQ)の平均が100で、70未満の場合遅れがあると判断されます。71~85の間は、「境界線知能」といい、85以上が正常とされるラインだそうです。 大事なのは、軽度の遅れ(50~69)の子が、知能障害の85%を占めるると言うこと。 軽度の遅れや、境界線知能の子はこれまでは「ちょっと理解力のない子」と放置されてきましたが、特別支援教育ではこういった子にも配慮されていくようになることが期待されるそうです。(eduより) ☆広汎性発達障害・・その中心にあるのは、対人関係の障害だそうです。その中で、知能の遅れとと言葉の遅れがあるのが、従来の自閉症のイメージで、そこから知能の遅れを軽くしていったものが、高機能自閉症、更にそこから言葉の遅れを軽くしていったのがアスペルガー症候群と考えられるそうです。 相手の気持ちが読み取れず、状況や言葉の理解も難しく、例えて言うなら、言葉のよくわからない外国に一人でいるようなものだそうです。 (昨日4つに分かれると書きましたが、5つの間違いで、”特定不能の広汎性発達障害”が抜けてます。) ○自閉症・・急に予定が変わったり、初めての場所に行ったりすると不安になり、動けなくなったりします。そんな時、周りの人が促すと余計に不安になり、パニックを起こし大声を出したりしてしまう時があります。 でも、良く知ってる場所などでは、一生懸命活動に取り組むことが出来ます。 ○アスペルガー症候群・・他の人と話してる時に自分の事ばかり、話してしまって周りの人に「相手のことが分からない、自分勝手でわがままな子」と言われてしまいます。 でも、興味のある事、(例えば電車、星、昆虫などなど)になると専門家顔負けの知識を持っていて、友達、大人などに感心されます。 ○レット症候群・・知的障害と手もみ運動(特徴的な手の常同行為) ○小児期崩壊性障害・・3歳までは正常な発達をして、その後から退行現象が起こり、いろんな事が出来なくなり、あわせて自閉症の症状が出てくる。 ○特定不能の広汎性発達障害・・これは、先の4つにはあてはならないが、広汎性発達障害の特徴を持つ場合だそうです。(非定型自閉症含む) ☆注意欠陥・多動性障害(ADHD)・・基本症状は注意力障害、多動性(じっとしてられない)、衝動性(思った瞬間に行動してしまう)など、特に注意力障害は集中できないだけでなく、集中しすぎる場合もあり、ようは注意力の適切なコントロールが出来ないと考えられるそうです。周囲が子供の特性を理解し、コントロールの必要性や方法を教えることで、小学校を卒業する頃までには、ある程度自分でコントロールできるようになるそうです。 ☆学習障害(LD)・・基本的には、知能は正常だが「話す、聞く、読む、書く、計算する、推論する」の6つの能力どれかに問題を持ち、かつその背景が脳の問題にあると推定されるものを言うそうです。字が書くのが苦手なのに、ノートを書くのに必死になりすぎ、授業の内容が分からなくなるなど・・。 他に、発達のある側面だけに問題がある障害として、日常生活の不器用さや、運動の苦手がある発達性協調運動障害があるそうです。 体の幅の間隔(ボディ・イメージ)がうまく分からない為、人にぶつかったり、遊具がうまく使えなかったり、授業中姿勢が崩れてやる気がないとみなされたりする場合があるそうです。 もっともっと、詳しく書ければいいのですが・・なかなかそうもいかないので・・。w 更に詳しいことは、 上記の厚生労働省HPや アスペルガー症候群.netなどご利用ください。 ここまで書いてきましたが、読んでみますと、あれ?うちの子供も?っと、思われた方もいらっしゃるはず・・。 eduのアンケートによると、5人に1人のお母さんが、お子さんの発達障害を疑ったことがあるそうです。 つまり、発達障害のある子供は、実はそのほとんどの子が健常といわれる子供と、そんなに大差ないのでは?と思ったりもします・・。 しかし、一方では発達障害の子供を持つお母さんの半数が、発達障害はきちんと理解されてないと感じてることも、eduの調査で分かったそうです。 eduには、こうも書かれてありました。 発達障害には、障害名で決まる教育方法や、訓練方法はありません。 あくまでも、その子の発達の特性を理解しながら、うまく生きていく方法を教えてあげることが大切です。 苦手なことには、誰かが手を貸してあげればいい。 それは、障害の有無にかかわらず、どの子にも共通することで、小さな苦手には小さな援助、大きな苦手には大きな援助、大きな援助には学校の先生だけでなく、さまざまな人の手を借りた、特別な援助が必要になるということです。 大きな苦手を持った子のことを、きちんと理解してあげられる社会は、すべての子の小さな苦手にも手を貸すことが出来る社会だと言えます。 とあります・・。 本当にそうですよね! でも、残念ながら世の中には、なぜわざわざこっちが理解しなきゃならないのか? なぜ、障害者だけが特別扱いなのか? と、考える方もいらっしゃるんですね・・。 ・・・続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|