チョギ　マリャ　ネガ　イッチャナ

前の日記で書き忘れたが、この日は「気流の悪い所を通過するのでベルト着用を」との指示がしばしばあった。そうした時にうっかりして立ち上がると韓国語で制止される。しかしそんなに揺れる感じでもない。着陸後ブリッジ接続までやや時間を要す。

入国審査はスムーズに進み、荷物受け取りも待ち時間は５分程度。下界に出てまずWiFiルーターを借りる。ガラケーをレンタルしていたL社のカウンターへ。予備の充電器があることを説明されるが、充電器という言葉が聞き取れず「バッテリー？」と聞き返す。市内へは前回同様JCBカードと搭乗券をArex空港駅の案内カウンターに提示し、直通列車の乗車券を無料でもらう。ガラガラだった直通列車も、このキャンペーンが始まってから目に見えて客が増えている。現金なものだが、これは一般列車の所要時間が直通列車と大差ないことに起因しているので、くどいようだが直通列車のスピードアップが必要だ。

20:16発車でソウル駅には21時過ぎに到着。ホテル最寄り駅は東大門歴史文化公園または東大入口なので、４号線を目指して長い地下道を歩く。途中アジュマに道を訊かれる。「チョンニャンニ」と聞こえたので１号線を指さしイロソンと答える。東大門歴史文化公園駅は改札階より上には階段でしか行けない。見当違いの方角ならEVで出られるが、大きな道路をいくつも横断する手間と比較し、キャリーバッグを持って上がる手間を選択した。

ホテル客室に入ったのは22時前後。機内食以降何も食べていないので、飲食店の続く東大入口駅に向かう通りを歩く。スンデクッでも食べれたらいいなと思いながら歩いていると、本当にスンデクッと書かれた食堂が目に入った。ラッキーである。普通に美味いスンデクッをいただいていると、玄関にいた店主が「ノースモーキン！」と大きな声で客に言っている。東大門歴史文化公園駅周辺には近年、ホテルがいくつも開業している。主たる客層は中華系と思われるが、喫煙をたしなめられたのが彼らかどうかは、壁の向こうが見えないので不明。

GS25に入る。ハニー何がしと称するポテチを２袋レジに持ち込むと、アガシ店員が「Two Plus One」と私に言う。キョトンとしていると、彼女はレジを離れポテチをもう１袋持ってきた。この商品を２袋買うと１袋サービスでくれるらしい。日本のコンビニでも似たようなサービスはあると思われるが、普通に計算して３３％割引とは太っ腹だ。支払いはT-moneyを使用。コンビニでは１回当たりW10000くらいは使うので、チャージ残高はW50000程度キープしておきたい。

ホテルに戻り成田で買った芋焼酎を飲んで就寝。明日は韓方病院を予約している。