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テーマ:介護・看護・喪失(5314)
カテゴリ:ALS関連
先日越川さんのHP <ALS相談室>で新しい治験の情報を知りました。 その情報をもとに少し調べてみたらこんなものに出会いました。 (独立行政法人国立病院機構岩手病院の「どろたやま通信」から一部抜粋) 最近のALSの治療研究の流れは大きく分けると 1運動神経の延命 2運動神経の補充 の二つに分かれます 1運動神経の延命としては各種神経栄養因子の補充や 毒性物質除去による神経細胞の保護が試みられています また 2運動神経の補充としては、幹細胞移植や内在性細胞の賊活が試みられています 東北大学神経内科教室において神経栄養因子の一つである 肝細胞増殖因子(HGF)を用いた治療実験を行ったところ 良好な結果を得る事ができました。 HGFは神経生存促進作用、神経突起伸長作用、運動促進作用をもちます。 今後HGFを実際の治療に利用できるようになる事が期待されます 今、父はALS治療新薬「エダラボン」の治験に参加するために、 2週間クールで片道一時間の距離を治験通勤してます。 あくまでも治験ですので、「エダラボンを点滴する人」と 「生理食塩水のようなものを点滴する人」 との「差」を調べます。 だから「治験に参加したらエダラボンが打ってもらえるんだ~」というものではありません。 現に父は点滴をしてもしなくても全く症状や体調に変化はなく、 エダラボンである可能性は低いと思います。 でも、 「治療法がないのなら、自分の体を実験につかってもらってもいいから 後世の若い人のために役に立ってから死にたい」と告知直後から言ってたように 「エダラボンか、栄養剤なのかは関係ない」といい、通勤してます。(本音は知りません(笑)) 治療法もない、薬も無いと言われる難病を患う人や、家族にとって 治験そのものが行われる事にはとても嬉しい希望を見出せます。 「今もどこかで研究が行われてる」「諦めずALSと闘ってくれる医師や研究者がいる」 このことは大きな希望です。 難しい事は一切わかりませんが、 「研究者の皆さん、頑張ってくださ~~~い!!」 と声を大にして言いたいです。(ёё。)(。ёё)。うふうふ♪ 国も、業界も、頑張ってください・・・。 以前にも紹介をした 「難病と在宅ケア」11月号にHGFについても詳しく掲載されています。 購入申込みはネットは http://www.jpci.jp/ 電話は 047-361-5141 だそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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