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今日は、ひさびさ徳冨蘆花研究所のことでも しかし、思います。 わたしのブログは、一つの内容にとどまらず あらゆるジャンルに飛行することを。。。 食・経済・歴史・健康・美容・戦争・環境問題・etc... でも、これらは最終的には一つのことに繋がる と、自分では思っています・笑 ある意味、このブログは自分を成長させるためのモノ でも、あるのかと。 蘆花さんの「みみずのたはこと」 私にとっては祖母の家までタイムスリップできる 特別な本です 今は亡き祖母の過去まで一緒になって こみあげてくる。。。ので。 なぜか?懐かしい記憶のようなものが 涙と一緒になってあふれます (でも、このことだけなく懐かしく思えることは 他にもあり。。。そのことは、また次回でも☆) 聖地巡礼・トルストイ訪問から帰国した蘆花氏は そのとき40歳。 東京から3里離れるその場所に農ある土地を求めます。 今にも崩れそうな家を買い、井戸をさらい 肥桶をかつぎ、麦を蒔き、愛犬を飼い。 「美的百姓」生活が始まります。 美的百姓。というその言葉。 何だかうれしそうに語る蘆花さんの笑顔が浮かぶ私です。 そして、今回は 美的百姓を始め蘆花さんが悟ったことを 綴ろうと思います。 6年の田舎住まいの後、いささか得たもの。 それは 土に対する執着の意味をやや解し始めた事。 だったとか。 儂は他郷から此村に入って、 唯6年を過ごしたに過ぎないが、 それでも吾が樹木を植え、 吾が種を蒔き、 我が家を建て、 吾が汗を滴らし、 吾が不浄を培い、 而してたまたま死んだ我が家の犬、猫、鶏、 の幾頭幾羽を葬った一町にも足らぬ土が、 今は儂にとりて着物の如く、 寧ろ皮膚の如く、 居れば安く、 離れるば苦しく、 之を失う場合を想像するに 堪えぬ程愛着を生じて来た。 己を以って推せば、先祖代々土の人たる農 其の土に対する感情も、其の一端を伺うことが出来る。 欺執着の意味を多少とも解し得る鍵を得たのは、 田舎住まいの御蔭である。 然しながら己が造った型に囚われ易いのが 人の弱点である。 執着は常に力であるが、執着は終に死である。 宇宙は生きて居る。 人間は生きて居る。 蛇が衣を脱ぐ如く、 人は昨日の己が死骸を後ざまに蹴て進まねばならぬ。 個人も、国民も、 永久に生くべく日々死して 新に生まれねばならぬ。 わたしはこの文章を読みながら ネイティブスピリットをとても強く感じました 蘆花氏はやはり自然の力を解っていた人だと・・・。 そして、 目には見えないことも感じていたのかと・・・。 自然を知り尽くし常に感謝をしていなければ これらの言葉は、出て来ないと思います。 自然詩人という徳冨蘆花。 明治という時代に翻弄された兄である徳富蘇峰。 二人の追い求めた違いを感じつつ 二人の軌跡をゆっくりめぐりたいものです。 今という時代を創り出した軌跡でもあるので。 土。 そして 農。 これは、日本の財産です。 大切にしなくては。。。ですね。 ~*~ランキングへ~*~* ☆農業に携わる方々のブログは必見です!! 食へのありがたさをより一層感じることができます!! オーガニック部門 現在、「6位」 いつも応援ありがとうございます わたしは「オーガニック」で頑張っている方達を応援したい!! と、いう思いで登録しました だって、これは私たちを取り巻く「環境」にもつながること。 もちろん、「美容」や「健康」にだって。 なので、これからもいろんなことを綴っていきたいです☆ ~*~*人気blogランキングへ~*~* ↑いつも応援ありがとうございます↑ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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October 24, 2008 06:36:34 PM
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