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きょうは、ひさびさ「徳冨蘆花研究所」のことでも書こうと思います 3月3日。 この日はグレゴリオ暦でいう「雛祭り」 でも。 旧暦を意識した生活をしていると。。。 いまいち ピンとこないものです。 私と同じように 当時の蘆花さんも同じ思いだったようで。 この21世紀にその詩を蘇らせたいと思います。 1899年 明治32年 3月3日 2009年 平成21年 3月3日 *~三月節句~* 陽暦の節句、桃は咲かねど、 春雲日を篭めて、 空気は酒よりも濃やかなり、 逗子のムラを過ぐれば、 梅花も白きは己に過ぎむとし、 椿は花葉よりも多くて、 ぽてぽてと早落ち初めぬ。 綿弓鳴り、鶏鳴き、悠々として春村満つ。 田の水もやや温みて、 雑草青み、 七色の脂浮める土の水を吸い水を吐く 音びちびちと、 土も復活の満足を呟くに似たり。 ばく緑ますます濃やかに、 菜の花も咲き初め、 田の畔の野ばらも続々芽を吐きぬ。 昨日の暖雨に、箱根足柄雪融けて、 富士も麓より四合あたりまで白衣を脱ぎぬ。 三月三日 ~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~* 明治に入り暦が変わることによって 当時の人々の生活は 自然とのズレに困惑したのでは ないのかと、つくづく思ってしまいます 今年の旧暦である初節句は3月29日。 きっと この日、ココロとカラダで感じる 春の風景は 今日と違って格別なのでは と。。。 徳冨蘆花氏の「自然と人生」ですが わたしたちは自然の一部であり 宇宙の一部でもありますよね。 そう思うと。 自然=宇宙。 であり、 「自然と人生」を「宇宙と人生」と感じて読むと これまたおもしろいものです。 蘆花さん、きっといろんなことを感じていたのだろう・・・ と思います。 きっと、土や植物の気持ちも解る人だったのかな。 と。。。* 我が家では一応、少しお雛祭りを意識して ちらし寿司やお吸い物などなどは いただきました☆ そして、種紡ぎムラさんが作られた 黒米甘酒 先日、手に入れたので この日までとっておきました。 とってもやさしいお味でおいしかったです♪ ごちそうさまでした 3月29日の桃の節句。 どのような季節感を感じられることでしょう。 春の景色、空気、香り、鳥や風の音、などなど・・・ 五感で感じ楽しみたいものですねっ☆ 参考文献:自然と人生(岩波文庫) 「オーガニック」は私たちを取り巻く*「環境」*へと つながるとっても奥深いもの☆ オーガニック部門 現在、「2位」 いつも応援して下さる皆様ありがとうございます! もちろん、「美容」や「健康」ママだったら 「子育て」にだってつながります! なので、これからもいろんなことを綴っていきたいです☆ 人気blogランキングへ ↑いつも応援ありがとうございます↑ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 4, 2009 06:33:19 PM
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