WHATSMAN@NNN

今日は、久々の本格的な
デフなレクチャー～社会の歩き方～。
講師は、俺の地元のマイメン：KWS-ONE。

つうか、今回のDEFレク。
そもそも
「講師としてなんか書いてくれ」
ってことで、
KWSに書いてもらったわけではなく、
ネット村社会「MIXI」の中で、
当人の日記として書かれていたものだ。
が、あんまりにもすげえし、
おれ自身相当刺激を受けたので、
KWS本人に了承を得て、
ここNNN＠WWWに
デフレクとして、
転載させてもらった。

モセキの町にもすげえのが
まだまだ居るぞ＞SRほかモセキPEOPLE。

つうか、このKWS。
知り合ったのはつい最近。
今年になってからだ。
１月26日付け日記「LIKE 出会い系」
で詳しく書いているが、
まだ、知り合って2ヶ月もたってねえ。
モセキAREAでは珍しく、
コアな、アンダーグラウンドな
HIPHOPを愛するって奴ってこともあってか、
なんかしらんが意気投合。
また、偶然にもSRの弟の友達だったりして、
余計に親近感がわいたってもあった。
その後、何度かあって話したり、メールをしたりして、
なんかなし親しくはなっていたが、
詳細については知らんかった。
まあ、正直、歳的にも2個下(後数日で28歳)やし、
適当にフラフラいきてきた奴と
すこし軽んじていた。
とはいえ、面魂はいいし、
なんていい表現していいかわからんが、
かなりいいバイブスを持っているのはわかった。
どかしら、余裕のあるええ男やな
って感覚もあった。

そこにきて、以下のようなクソ恐ろしいBOMB。
まあ、前置きはこれくらいにして、
とにかく、気合を入れて読んでくれ。
激・チェキ（＠メフ）だ。


以下、KWS-ONE
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

今日は今までで一番自分を
曝け出して書いてみようと思う。

正直、時間がたってもこんなｺﾄを
書くつもりはまったくなかった。
でも、ここ数日友人との会話で自分の胸の内を吐き、
また、周りの人のブログなんかで
自分の葛藤と思いっきりリンクすることを
書いていたのを見て
書いてみようと思った。

ｵﾚは大学というものを出てない。

勉強しとけばよかった、また、したいとも思うが、
結果は結果、今となってはどーでもいいと思ってる。
勉強まったくしないで短大というものに入った。
今になっても思うが、今までの人生で一番無駄な時間だった。

ヤバイと思った。

だから就職活動というものだけはがんばってみた。
ｵﾚみたいなヤツでも
雇ってくれる会社があると思って本気で探した。
結果大卒しか採らない予定の地場の会社にもぐりこめた。
なんやらかんやらいろんなモンに手を出したがる
規模がそこそこでかい割りにイケイケな会社。
在職中に上場もした。
流れが早い会社。
よくないウワサも聞いた。
そんなん関係ない。
選べる立場にないと思ってた。
配属先は不動産関連全般を扱う事業部。
１戸建、マンション建設、販売やリフォームなどなど。
そこには自分で望んだ。

会社の同期は約２０人いた。
１年で半分は辞めた。
それどころか同じフロアで働いていた
７，８０人の同僚は１年で４，５０人は辞めた。
１人辞めるとまた１人入る。
なにも変わらない。
みんな会社の悪口を言っていた。
興味がなかった。
１年ほどたって営業をするようになった。
毎日朝から１０、１１時まで仕事。
休みは水曜。
が水曜も出る。

周りの友達はみんな無職か学生。
みんな遊び盛り。
モチロンｵﾚも。
その波に乗ろうと仕事が終わってからも
必ずいつものミンナと一人スーツ姿で毎晩合流。
寝る時間を惜しんで遊んだ。
仕事に向かう途中に
飲酒居眠り運転して１回事故ったりもした。

会社はｸｿ飲み込みの悪いｵﾚに
期待なんかしてなかったと思うが
ある程度の枠の中で自由に仕事をさせてくれた。
職場はすべての人が年上。
同級生もいない。
モチロン、毎年新入社員は大勢入ってくるが、
結局辞めるまで全員年上だった。

かなり痛い目をみながら、
入社２年半ぐらいでやっと少し要領を覚えた気がする。
それぐらいから荒んだ生活とは逆に営業成績がよくなる。
仕事場の人間はモチロン、契約者だけでなく、
不特定多数の顧客にも携帯番号を教える。
当然時間が経つにつれ管理する顧客も増える。
常識だが売って終わりじゃない。
むしろ売ってから。
鳴り止むことがない電話。
ますます自分の時間がなくなる。
そのころ、約２０人くらいいる営業の中で
年間１～３番くらいにまでの成績なった。
給料はむちゃくちゃ良かったと思う。
周りはまだ無職。
仕事のﾊﾅｼはあまりしなかった。
数ヶ月もすると部下を持つようになった。
５人くらいいたがオバチャンがほとんど。
全員やり手。

入ったとき仕事を教えてくれたオバチャンも何人か。
その仕事とは別に若いヤツの意見が聞きたいと、
先々のいろんなプロジェクトの会議に
よく引っ張られるようになりました。

ｵﾚは容量が少ない。
入社４年たった２４歳。
だんだん何が大事かわからなくなってきた。
お客さんが大事か、
自分のチームが大事か、
ちょっと先の仕事が大事か、
もっと先の大きな仕事が大事か、
頼まれたらなんでも引き受けることが大事か。

優先順位がわからなくなってた。
結局は自分の今までずっとやってきた
“目の前”が一番大事という
簡単なｺﾄに気づかず
初めて自分の毎月の最低の目標を割った。

混乱した。

ノイローゼのようになっていた。
会社に行きたくなくなった。
というか行けなくなった。
周りの同僚の人は家まで来てくれて、
みんな引き止めてくれた。

会社もやさしく、
部署の異動や転勤など
ｲﾛｲﾛなｺﾄを言ってくれて引き止めてくれた。
が、そんなやさしい行為を見事に不意にして辞めた。
今思うと、というか１年後くらいには、
あの時は若かったなと思った。
思えるようになった。と言うほうが正しいかも。

でも、あの時はああするしか選択がなかった。
それにしても、嫌な思いもたくさんしたが、
いろいろな人と会って、
いろいろな経験をさせてもらった会社だ。
業種がら人間が普段職場などで見せる顔とは別の
濃いい部分をたくさん見れたと思う。

そして、半年後今の職場に入る。
給料は安いが安定している。
休みが適当にある。
まだ何かから逃げるかのように、
この会社にしがみついた。

言っとくが、ｵﾚは仕事におもしろさなんか求めてない。
でも、ｽｸﾞに気がついた。

確実に止まってると。

毎日同じ人しか会わない。
誰とも会わない。
常に同じ人が十数人。
似たような会話。
興味を削ぐ会話。
成長がない。
誰とも会わないのは致命的だとｽｸﾞ気づいた。

同時に、２５歳ぐらいからだいたいのヤツは発生する
男特有の悩み、葛藤、野望など
将来に対する不安や疑問を強く抱くようになった。
今の会社に入って経験、体験できたｺﾄも多いが、
人生レベルで考えると、今やるべきｺﾄじゃない気がする。

やりたいｺﾄがしたい。

みんな思ってるがそんなモンなかなかない。
高校のﾄｷからずっと思ってたし探していた。

見つけた。

気がする。
雑誌などの編集の仕事に携わりたいと思うようになった。
今までこんな感覚には１回もならなかった。
まだどんな業界、業種、流れなのか
全く知らない、わかってない。

経験もないのに？

飲み込み悪いｸｾに、
また、一から始めるのに遅くはないか？
今のまま会社のほうがいいのでは？
結婚とか不安にならんの？
自分で思ったし、また、言われたのもある。

とりあえず今そんなカンジで、
どんな仕事があるのか？から就職活動を始めたところ。
まだ漠然としている感はやっぱりある。
予想通りぜんぜんうまくいかない。
なんせ学歴、資格、経験などなんにもない。
あるのは勢い、気合だけ。
東京でも、大阪でも、福岡でも、
どこの地方にでも行く意気込みもある。

まぁ遅すぎることはない。
この年で今さらはないと思う。

今からだ。

今、無職なワケでもないし、
焦らずやるだけやってみようと思う。

ダメならまた次を。
最低限、今みたいな職場でなく、
次に生かせるような職場を選択するだけだ。
正直、転職にはｸｿビビってる自分もいる。

しかし、動くしかない。

周りも動いてるヤツ、止まってるヤツはっきり分かれてる。
どっちがいいとかはないと思う。
ただなんとなく止まるのはイカンが、
大体のやつは自分で選択してるハズだから。
それにしても、さっきも言ったが男の２５～３０才は、
ある意味思春期より微妙な年頃だ。

勢いでこんなモノを書いてしまったが、これが自分。

はじめっから何も隠すつもりもないが、
もうこれ以上たいして晒すもんもない。
顔もそのうち載っけよう。

別にコレを書いて共感をもらおうともなんとも思ってない。
モチロン、仕事紹介してとかｸｿ図々しいｺﾄは絶対吐かん。
今思うと始めに書いた事もあったが、
自分自身を追い込みたかったように感じる。

プレッシャーというか。
見てのとおり、迷ってる部分が少しもないと言えばウソ。

やるしかない。

これを見てくれた人の中で、
馬鹿じゃない？とか、、アンタ何言ってんの？？とか、、
やめとけとか、、こんな業種もあるとか、
こういうのもあるらしいよ、とか
根本的なｺﾄでも何でもかまいませんので
何か忠告があればコメントいただければと思います。

とにかく何にも知らないもので。


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

WHATSMAN バッカゲン。

いろんな意見があると思う。
これを読んでくれている人も
そのそれぞれがいろんな道に進み、
その中で葛藤を繰り返していることやろう。

今の現状を止まってると判断する奴もおれば、
今は踏ん張るとき、と判断する奴もおるやろう。

現状を打ち破ることが全てじゃないだろうし、
かといって、
必死に現状をまもることも全てじゃない。
今ある現状の中で、
改善していこう、とか、
仕事は別に、
当たらしいことを見つけよう、とか
いろいろあるんじゃねえと思う。

つまり、全ては個別だ。

同じ仕事をしても、
それを楽しめる奴もおれば、
そうでもない奴もおる。
正解はない。
あるとしたら、
自分の中にだけ存在する。

若いHEDZには、
いろんな人のこういった経験談を
参考にしてみるのもええかもしれん。
「人に歴史あり」だ。


さっきも電話でちょっと話したけど、
苦悩、葛藤の中に、KWSは居るようだ。

今日のデフレク。
REALな声だからこそ、
俺の胸にも響いた。
前に進もうが、現状を改善しようが、
また違う道に進もうが、
関係ない。
自分が歩きたい道をあるけばいい。
日記に書いたからって、
日記の責任を取る必要もねえ。
すきにやればええよ。

おれにも経験があるが、
まわりの奴らに
「仕事をやめる」
って言ってしまったもんだから、
引っ込みがつかなくなったような気がした。

自分の心の声に耳を貸せ。
「アルケミスト」(＠パウロ・コエーリョ)
という小説をオススメする＞KWS

みなさんからも、
多くの書き込みを待ってます。


追記。
「天」(＠福本)の18巻にリンクするため、
後日、あげる予定。