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2005年04月05日
XML
カテゴリ:論モノ
WHATSMAN@NNN

昨日、完全に見逃した。
山田勝巳 aka 職業サスケ。
サスケにしかでらんかと思ったら、
フジ系列の似たようなのにもでとる。
オールスターズもでとった。
途中から、見たが、
やはり金比羅丸船長、長野が別格。
あと一歩だった。
っつうか、
このサスケの偽物番組。
頭脳をつかったりして、
まじでどうなんかってところ。
あれじゃあ、意味がねえ。
まあ、山田が掛け算を失敗して
脱落したりしたら、
かなりの見物なのは間違いないが。

まあ、そんなことはどうでもいい。
最近、日記が足るんどるから、
たまには深いところも尽くしかねえ。
今日のテーマは

「孤独について」。

なんで、このテーマかというと、
昨日、風呂で
同タイトルの本を読み直したから。
著者は、中島義道。
作者については、過去日記↓

http://plaza.rakuten.co.jp/NATURAL9NATION/diary/200407060000/

を参照してくれ。
この作者、とにかく人間嫌い。
自分以外は全部好かん。
そりゃ孤独はさびしいかもしれんが、
それを自ら選び取った、と言い切るスタイル。
クソ有意義に孤独な時間を使い切る。

「私、寂しガリヤなんです。
誰かが相手をしてくれないと、
駄目なんです」@GAL

ネットをうろついていると、
こういう事を書いているBLOGとかをよく見る。
クソムゲエとしか言いようがねえっ。

「ウサギさんはなぁ、
寂しいと死んじゃうんだぞっ」(@あんちゃん)。

を引用したがる奴もおるやろうが、
俺らはウサギじゃねえっ。
マジで知るか、ってことよ。
つうか、これって結構恥ずかしいことじゃねえか。
弱すぎる人間。
まあ、これはある種病気に近いかもしれんから、
あんまり大それたことは言えんが。

人間はそもそも孤独なもの。
どうあがいたって、
人の心に触れることはできん。
つうか、その辺のことについて、
「カイジ」に圧巻のシーンがある。
ここの賢明な読者なら、
当然、カイジは抑えとることやろうが、
意地で挙げるしかねえ。
1本橋の上@9巻。

**************

いつだって人は
その心は 孤立している
心は理解されない 伝わらない
誰にも伝わらない
時に 伝わったような気になることもあるが
それは ただこっちで勝手に相手の心をわかったように 
想像してるだけで
本当のところは結局わからない 
わかりようがない 
それは
親だろうが 友人 教師 誰であろうと
例外なく無理なのだ! 心は解けない

心は どうにも解けぬ
袋小路 迷路
時に その当の本人ですら迷い込み 
出口を失う 迷宮 伏魔殿
他人に解けるはずがない

ゆえに 欲している
理解を 愛情を 求めている
求めて 求めて 求め続けて
結局 近づけない
ますます遠ざかるようだ 
誰も人の心の核心に近づけない
世界に57億の民がいるのなら 
57億の孤独があり 
そしてその全てが
癒されぬまま死ぬ 
孤立のまま消えてゆく


いつも……一本の道を想像するのだ……
暗く……視界を殺す濃霧の中
足元にほの見える一本の道
他に何もないので
仕方なくその上を行く……
ふと………周りを見渡すと……
虚空に無数の光りがあり
皆のろのろと前進している……前進しつつ……
ふ……となんの前触れもなくつい消えたりする…
その時……
理解する 直観的に……

(そうか……そういうことか……)
この道は死へと向かう一本道
周りの明かりはおそらく人……
オレの心にきっと届かない……
世界中の人……57億の民……
これが……この状況がこのオレのいる世界だ
全ての飾りを取ればそういうことだ……
天空を行く一人一人……
57億の孤独 [あかり]……!!

***************

まさにこのとおりやろう。
結局人はひとり。
届くはずがない。

つうか、そもそも寂しいっていう言葉。
「寂」という漢字から連想するもの。
HEDZ的には、DJクラッシュのアルバムを
思い浮かべるかもしれんが、今回は置いとく。
俺的には、「静寂」といった言葉を思い浮かべる。
その流れで行くと、「わび」とか「さび」とか
も連想できることやろう。
となると、
結構日本においては、
昔から、親しみのある言葉なんかもしれん。
文化を生み出してきた、
とも言っていいかもしれん。

話は展開するが、
まんが道「編集王」(@土田世紀)
のときにも挙げたが、
宮沢賢治の告別という詩。

「そのさびしさでおまへは音をつくるのだ」

というライン。
また、過去日記で挙げた
シャベリバの「ケチになろう」の女子高生。
黙々と技を磨いとる。

孤独はなにかを創造する。

時間を自分自身に掛けることができる。

そりゃ、ひとりは寂しいやろう。
が、そこが勝負どころといっていい。

「孤独など、ガリガリ喰い散らかしてやれ」@長渕

ってことだ。
ポジティブに孤独を受け入れられるかどうか、
ポイントはそこじゃねえかな。

地元のマイメン。
無職が多いが、
ひとりでも無職を貫けるなら、
やれば言いと思うが、
そうでないなら、
考えんといかんやろう。

まあ、こういうのもある。
フランス19世紀の小説家バルザックの言葉。

「孤独はいいものだということを我々は認めざるを得ない。
しかし、孤独はいいものだと話し合うことの出来る相手を
持つことは一つの喜びである」(@バルザック)

俺もよくわからんが、
一人でもわかってくれる奴がいたら、
それでいいんじゃねえかな。
たまにあえたらいい。
後は孤独に石原の草を刈るだけよ。

孤独を愛することは難しいかもしれんが、
一人になれんやつに先はねえ。

関係ないけど、
上記のカイジの続きがおもしれえので
それもしめにあげとく。

+++++++++++

全ての人間に手は届かない 触れられない
離れている 離れている 全て 遠く離れている

できることは 通信 通信だけ

闇の中を尽きることなく交差する 言葉たち
繰り返される通信 その無限のやり取り
心もとないその言葉たち いくら熱心に語りかけても 
それで相手が変わるとは限らない

通信は基本的に一方通行だ 
本当に自分の心が相手に届いたかどうかは 
誰もうかがいしれぬ
返信があったとしても 
どこまで理解しての返信やら
たぶん半分も理解していないだろう 
しかしそれで仕方がない
通信とは通じたと信じること
伝達は 伝えたら達するのだ 
それ以上を望んではいけない

理解を望んではいけない

理解は望めない 
真の理解など不可能 
そんなことを望んだらそれこそ泥沼
打てば打つほど 
焦燥は深まり 孤独は拗れる
そうじゃない そうじゃなく打とう
無駄ばかりの誤解続き 人間不信の元
理解とは程遠い通信だが 
しかし 打とう あるから

確かに伝わることが ひとつ

温度 存在 生きてる者の息遣い
その儚い点滅は伝わる

なんだ? この温もりは
胸から湧いてくる この温かさ 感謝の気持ちは
そこに在るだけで 救われる
希望は 夢は 人間とは別の何か
他のところにあるような気がしてたけど
そうじゃない
人間が希望そのもの

+++++++++++++++

中島先生だって、
無人島に1人じゃ、寂しいかもしれんな。

今日はこんなもん。
ばばばっと書いたから、
まとまりがねえが、
こんなもんやろう。
所詮、日記だ。
まあ、また、
明日でも、書き残したことをかくかもね。

ONE LOVE。


追記1

孤独に関する言葉は結構ある。

「孤独は山になく、街にある。
一人の人間にあるのではなく、
大勢の人間の”間”にある。」
(@哲学者:三木清)

「孤独でいかに暮らすかを知らない者は、
忙しい群集の中でいかに忙しく暮らすかも知らない」
(@フランスの詩人:ボードレール)


追記2
中島義道。
地元のマイメン、ソウヤが大FAN。
かなりの数を読んどる。
ちょっと前の話になるが、
中島の本を買い、
直後、買ったデパートでその本を落とした。
ショックを受けつつ、
拾った人からの届け出がないか、
サービスカウンターに行った。

何たる幸運。

落とした本らしいものが
届けられていた。
引き渡してもらう前に、
当然、中身の確認がなされる。
なんせ、落としてもない奴に
渡すわけにはいかん。

「落とされた本はなんと言うタイトルですか?」@店員
「中島義道の本です。」@ソウヤ
「タイトルはなんですか?」@店員

「“ぐれる”です」@ソウヤ

「はい、こちらですね」@店員

受け取ったらしい。
ソウヤ曰く、
「ぐれるってタイトルを言うのが
まじではずかしかった。
三十路のおっさんが、
グレてどうするんかっ
って店員も思ったはずやろうのォォォ」@ソウヤ。

たしかに「ぐれる」ってすげえタイトルやな。






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Last updated  2005年04月09日 11時26分56秒
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