カテゴリ:NEWキネマPARADISE
WHATSMAN@NNN
DVDで見た。 「BLOCK PARTY」 アメリカでクソ人気があるらしいコメディアン、 デイブ・シャペルが企画したドデカイGIG。 その模様をドキュメント映画したのがこの作品。 タイトルからわかるように、 内容はBLOCK PARTY。 俺のイメージするブロックパーティは もっとこじんまりとした公園とかで催されるものだが、 そこはデイブシャペルが企画して、 王道を集めとるんやから、 そんなもんじゃねえ。 とにかく集めたメンバーがクソすげえ。 カニエ、それにFEATでジョン・レジェンド、 モスデフっつうか、ブラックスター、 コモン、エリカ嬢、ジルスコット、ローリン。 そして、ルーツ。 それにFEATした、 まさかのビッグダディケイン。 場所は、ブルックリンの一区画。 あの土砂降りの野音(@縞馬)を思いこさす雨の中、 2004年9月18日、シークレットにGIGは開催された。 上記のように、クソスゲエ面子なんだが、 ライブ映像がマジで楽しめる。 モスデフのソロと思いきや、 クエリが入ってきて、 「ワン、ツー、スリー、MCは危険だ 奴らがビギーとパックを撃った。 ヒップヒップに暴力が付きまとう、ワイオー、」 を出してくる。 これには テンションを上げる以外ねえ。 つうか地元ブルックリンをレペゼンする MOSDEFの気合が半端ねえ。 また、とにかくオシャレにきめとる。 ポロシャツがクソタイト。 カチカチよ、実際。 まぁ、アレが大人STEEEELOかもしれんけど。 カイマネントが最近、似た格好をしとる。 あれは天神のMOSDEFを名乗る日も近いはず。 コモンも負けじと クソタイトに決めていた。 最初はオシャレと思ったが、 あれはオシャレなんか。 ハンチングにタイトなVネックのニット。 予備校とかで 意地でオシャレをしたヤツ って感じもするが、どうか? コモンのSHOWに関しては、 思いのほか、テンションが高い。 クールなだけじゃ、 HIPHOP的にはかっこよくねえってことを ようわかっとるんやろう。 さすがにカッコいい。 エリカ嬢といえば、 FUNKADELICのジャケで地中に埋まったオバサンみたいな マジの爆発ヘアーで登場。 「アレを内側に巻き込むために、 あのクソ長い頭をしとるんかのー」@胸中 と思いつつ、見よったら、 まさかのズラ。 そんで、そのズラを客席に投げたりする。 挙句は、自分自身も客席へダイブ。 その飛び込み方がマジでクソすげえ。 恐る恐るちょっとずつ近づいて、 決意を決めたかのようなダイブ。 あのビビリ具合はクラシックやろう。 つうか、カツラを脱いだら、 安藤アナウンサー(@フジ系)みたいになっとる。 弘兼憲史の漫画に出てくる 着物を着たスナックのママみたいな髪型。 往年のスポーツ刈りかもしれん。 歌は相変わらず、クソタイト。 渋いねー。 で、カニエのショーも良く、 ジョンレジェンドの熱唱は圧巻よ。 あとは、ルーツにFEATしたケインら。 ケインは、クソ太って、 昔のSEXシンボルのイメージはねえ。 日本にもいそうなタチの悪いオッサンが、 だぼっとした服をきた感じ。 が、ラップが始まると、やっぱすげえ。 BOOOOOOM。 BPMが速い曲のケインはクソ渋い。 ほかには、 この小太りのオバサンは誰かいのー と思いよったら、 意地のジルスコット。 顔を見たことが無かったので、 今回、始めてみた。 歌はやっぱうめえ。 オオトリ(@小鳥とは違う)に登場したのがローリン。 ここでデイブがちょっとした小話。 「オオトリはLauryn Hillなんだけど、 コロンビアレコードが彼女のソロ曲を流すことを許可しなかったんだ。 そこでローリンが思いついたんだ...」 で、7年ぶりの復活。 FUGEES。 ローリンが、ヤンキースのキャップを クソ古いタイプのアイドルみたいに被って登場。 衰えはねえ。 RAPをしてるローリンは渋い。 歌声に多少衰えを感じはしたが、 それでも、全く持って相変わらずカッコいい。 プラスやワイクリフも出てきて、 クソよかった。 で、最後の最後に出した、 KILLIN ME SOFTLYは マジでクソ圧巻。 そもそも例の2枚目のアルバムは 個人的にもクソ好きだったので、 涙が出そうになった。 あのグループもいろいろとあり解散したわけで、 それが和解したかどうかはしらんけど、 ここに集まったのは事実ナ訳で、 そんな映像を見たら、 ファンはとしては涙がチョチョ切れるしかねえ。 ローリン自身も感極まった雰囲気があった。 子どもも見に来てた。 あれが、ザイオンなんか? この歌は歌詞がよかった。 ロバータフラックのオリジナルと歌詞を 買えとるんかどうかは知らんが、 和訳付のDVDでマジでよかった。 あと、どういう位置づけのシーンかはわからんが、 ワイクリフと大学のマーチバンドが歌うシーン。 最後の辺に出てくるが これがマジでグッと来る。 「すべてを白人のせいでするな。 自分で掴むんだ。 分からないことがあれば、図書館に行って自分で調べろ。 図書館が無ければ、県知事や市長に訴えろ。 俺は第三外国語として英語を図書館に通って 自分で覚えたんだ。」 みたいなことをワイクリフが大学生にいい、 大学生も、無言でただただうなづく。 このシーンはマジでいい。 ともにかくにも、 この企画をしたデイブ・シャペルに ナフリスペクト(@D)しかねえ。 そこにはHIPHOPに対する愛が在る。 つうか、 このシャペルというコメディアンを詳しく知らんので、 なんともいえんのだが、 この映画で見る限り、なかなかの人物。 偶然であった街のオッサン、オバサン、 また若者たちをこのパーティーに招待。 大学のマーチバンドなんかは、 自分の地元の大学のバンド。 偶然出会って、交通費含め自費で招待。 普段、HIPHOPに関わりのない年輩者を 招待することの意味はでかい。 その辺のメイキング部分も結構面白く、 結構満足できた。 レンタル屋にあると思うので、 暇な人は是非。 っていうか、 なんか、どっかの公園にでも、 機材を持ち寄って、 適当なパーティーがしてえ。 夏やし。 絶対おもしろいはず。 過去に、AU、ROOT2、カイマ、エースと 5人で、夜中に天神ジーサイド前に 機材を持ち寄り、 ちょろっとしたことがあるが、 あれはあれで、結果はどうあれ面白かった。 伝説の野外GIGについてはここを読んでくれ。 路上でなんかしてえので、 企画するしかねえ。 ってことで、夏合宿とは別に、 どっかの公園等で、なんかやろうや>NNNとその周辺者。 今日はこれで。 ピース。 追記。 YOUTUBE見てたら、 オモシレエのがあったので、上げとく。 先日のナンダを編集したもの。 長州語録 この時代のプロレスはマジでクソオモシレエ。 80年代後半から90年代中期はHIPHOP同様マチガイナイ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年07月17日 00時15分40秒
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