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最近、久々に読書モード。 今現在、血眼で 赤線を引きまくりながら 読みよるのが、これ。 チェック・ザ・テクニーク 概要はアマゾンの紹介文に任そう。 以下、アマゾンのページ。 ++++++++++++++ 80年代の黎明期を経て、 90年代に生まれたヒップホップ名盤36枚をセレクト。 著者がそれぞれのアーティスト自身を取材し、 幼少期から名盤を生み出すまでの歩み、 シーンや制作の舞台裏はもちろん、 その収録曲を個々に語らせるという画期的内容。 それなしでは生きていけない、 ヒップホップ・ジャンキーのためのバイブル登場! ++++++++++++++++++++++++++++ マジの名盤を アーティスト自身が振り返る。 とにかくセレクトされとるアルバムが まさにこれでもかというくらいの名盤。 ある程度B-BOYをやってる連中、 とりわけDIGらずにはおられん連中の レコ棚、もしくはipodには確実に おさめられとるハズのアルバム。 当然ながら東側だけでなく 西モノを数点含まれるが、 西モノに弱い俺でさえ 一通りはもっとるレベル。 一枚目からいきなり 見たこともない動き編み出す(@シャイン)の RASING HELL@RUNDMC。 実際は86年か? ほかにも、 FADE INするPAID IN FULL(@HILL)@ERIC.B&RAKIMや BIG DADDY KANEやBIZに、 思い出が回り回る(@HILL)マーリーマールのJUICE CREW。 90年代でいえば、クイーンズの悪党や燃えよウータンなど マジでよだれが垂れまくる名盤の嵐。 現在、読んでいる最中だが、 とりあえずやっぱ面白い、ってのは なんといっても、 TEACHERことKRS-ONE。 つうか、BOOGIE DOWN PRODUCTION。 記念すべき1枚目。 クリミナル・マイディッド。 とにもかくにも KRS-ONEのインタビュー記事が マジで興味深い。 っつうか、面白い。 どういうきっかけでHIPHOPに のめり込んでいったか、や アルバムを出すまでの経緯、 例のスプライトの伝説のCMでお馴染み JUICE CREWとのBRIDGEバトルの裏話についてなどなど。 マジで面白い。 つうか、マジでKRSらしい、 っていうか、チョイチョイ天然っぽい 感じもあったりしてニヤニヤできる。 たとえば、17歳のKRS。 「母親には、 『俺はMCだ。これから哲学の勉強をする』 と言って家出した。」 とか。 自分の子どもがこんなことを言い出したら マジでクソ焦るしかねえ。 頭がおかしくなったんやねえかとか思いそう。 スコット・ラ・ロックととりあえず作ったグループ。 曲の録音が終わった時間から、グループ名を 「12:41」 にした、とか。 マジでクソとんでもねえ。 基本的には 上記の飛んでもねえ話ばかりではなく HIPHOPを考える上で マジで為になる話をクソしてくる。 俺的に、赤線を引くしかなかったのが 次の部分。 「RUNDMC、LL、フーディーニ、ファットボーイズ、カーティス・ブロウ。 確かにみんながリスペクトしてる。 だけど、ストリートでは彼らはセルアウトだった。」 KRS曰く、ストリートでREALだったのは BDPのほかでいえば、 ERIC.B&RAKIMやBIZ、BDK、PEだったようだ。 この辺のことは 当時、そこにいた人しか知りえん。 俺が思ったのは この当時のセルアウトといえば MCハマーやヴァニラアイスってイメージがあったが、 RUNDMCやLLまでも ストリートではセルアウトだったという感覚。 俺的に、 ハマーとLLを同列に語るのは さすがに無理があるし、 全く別物とはおもっとる。 当時のシーンには ハマーやバニラアイスが淘汰される 浄化作用が機能してたんやねえか。 MC SEARCHのバニラ人形をぶん殴るPVとかねもあったり。 今の日本のシーンはどうか。 RUNDMCやLLをセルアウトと考えるなら ZEEEEEBRAなんかはセルアウトなのかもしれない。 が、決して、ハマーやヴァニラアイスじゃない。 個人的にはZEEBRAがLLのような役割を しとるんやねえかと思ったりする。 が、ハマーやヴァニラアイスが淘汰されたような作用は 機能してない気もする。 それは日本に限らずアメリカのシーンでも。 まぁこれは俺の個人的な感覚で 根拠もないし、例を挙げることもできんレベル。 片田舎のオッサンの戯言やろう。 話がずれてきた。 このチェックTHEテクニークという本。 往年のFANなら ニヤニヤして読めるハズ。 そして、当然ながら ここに上がってるアルバムを聞き直すはず。 忘れてたあの頃の情熱に 火が付いてもおかしくねえ。 若いヘッズにも是非読んでほしい。 こういう歴史を知ることで、 またHIPHOPの面白さを再確認できるんやねえか。 どうでもいいが、 EPMDの項。 PMDの俺が、俺がの感じがすげえ。 自分の手柄をクソ前面に出してくる。 マジでHIPHOPらしい感じ。 ニヤニヤするしかねえ。 FRONTやBLASTがあった時代は この辺の情報がチョイチョイ入ってきてたが 最近は、どこを見たらいいのやらって感じ。 マジで有意義な一冊になりそう。 一つ残念なのが、 デイリーオペレーションなど GANGSTARRが載ってねえこと。 プリモの話が聞きたかった。 ちなみにNASもJERUもねえので、 ぜひ、続編を期待したい。 ちなみに、 レザレクション@COMMON SENSEや BLACK MOONの一枚目などはあるが まだ読んでねえ。 楽しみ。 今日はこれで。 ピース。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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