3161887 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2010年08月30日
XML
カテゴリ:NEWキネマPARADISE
WHATSMAN@NNN

先日、

イングロリアス・バスターズ

をDVDで見て、
面白かったので、
その流れに乗り、
15年ぶりくらいに

パルプ・フィクション

を見た。

まだ大学生だった俺の
あの衝撃は相当なモノがあった。
94年産。

今も大したことないが、
当時はもっと知識もなかったことにも起因するが、
それでもああいう構成の映画を見たことがなかった。
時系列が編集されとる。

あれ、こいつ、なんで、

とか思いながら先を見ると、
まさかこの後から、ここに繋がってたとはーっ
みたいになる。

また、あの胡散臭さ、
独特のダーティーなノリ等も
俺にはマジで新鮮やった。

音も渋かったし
マッハGO!GO!Tシャツとかが出てくるしで、
B-BOY的にニヤつける要素もクソある。
ジャンゴーブギーやアルグリーンの名曲。

いろいろと魅力のある映画なわけだが、
中でもタランティーノの脚本、構成もさることながら
セリフ回しについても
当時、映画雑誌等でいろいろと賞賛されてた記憶がある。

今、ネット等で探ってみても、
やはりタランティーノの独特のセリフ回しについて、
言及してる人が多い。

それはそうと、
パルプフィクションでの
もっとも有名なセリフ回しとしては、
以下のものがある。

「俺の家の前に
 『ニガーの死体預かります』
 って看板が出てたか?
 出てないよな?
 何で、俺の家の前に
 『ニガーの死体預かります』
 って看板が出てなかったと思う?
 俺の家じゃ、ニガーの死体は預からないからだ」

この辺の言い回し。

イングロリアス~でも似たような感じで、

「どうして地下で戦うのが大変なのか知っているか?
それは…地下だからだ!」

とかもあった。

この辺の台詞について
面白いと思ったが、
それがタランティーノ独特のものなのか
という部分がある。
なぜかといえば、
英語圏の文化がわかってないからにほかならん。

つまり、
もしかすると、
アメリカでは
この手の言い方が一般的なものかもしれんわけ。

たとえば、
ステレオタイプというか、
俺らが、いかにも、という感じで
イメージするものとして、

「何してくれてるだ、このやろう。
せっかくの週末が台無しじゃないか。
俺の週末を台無しにしやがって、
てめえのケツの穴に靴を突っ込んでやる。」

とか

「俺のケツにキスしな」

とかがある。

俺らはそんな表現をすることがねえ。
が、このような光景を
アメリカ映画等ではよく目にする。

「言葉の壁、完全に突破」とは
言い切れん部分は存在するんやろう。
この辺の文化の差、みたいなところは
やっぱそこの言語だけじゃなく、
文化まで理解せんと、
その面白さは分らんと思う。

それでも、
看板出てたか?
のクダリは、
どっかでサンプリングするしかねえ。


つうか、
あと面白いのが、
さまざまな伏線など。
かなりネタバレになるが書くしかねえ。

ハニバニの頭のところで、
まさかビンセントの背中が映ってようとは。

つうか、
深読みしだしたらきりがない、
っていうか、
そこを意図して作られとる気がする。

・ビンセントとミアの握手
・マーセルスの絆創膏
・聖書の言葉@サニー

とか、いろいろと気になる。
ネットで探りながら
あー、そういうことね
みたいになったりもある。

どうでもいいが、
ブッチが日本刀を選ぶシーンから
後ろ向きに刺すシーンは圧巻やろう。

が、もっとも真似をしたくなるシーンは
ビンセントのロカビリダンス。
あれは確実にどっかでサンプリングするしかねえ。

マニアックで自己満足に
走りがちな監督というイメージが強いが、
今回のイングロリアス~は
それをなるだけ抑えた感じだったし、
パルプフィクションとレザボアドッグスは
マジで上手くハマったってところ。

レザボアもクラシック。

つうか、
オンタイムで見たので、
ここまでハマったのかもしれんってのはある。
いまから
初めて見る人からしたら
よくあるプロットじゃねえか
ってことになるかも。

とにもかくにも
15年ぶりくらいに見た
パルプフィクションで
クソ盛り上がった。

今日はこれで。

ピース。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010年08月30日 22時42分50秒
コメント(0) | コメントを書く
[NEWキネマPARADISE] カテゴリの最新記事


PR

Profile

n9n9

n9n9

Comments

ちんよこ@ Re:ノイキャン(05/09) ネトフリのサンクチュアリ、門司出身の力…
骨壷bones@ Re:ノイキャン(05/09) "消してきやがる"
gogodubman@ Re:guitar(08/21) ほんと個人的な感想ですが、エバーラスト…
w@nnk@ Re[1]:guitar(08/21) ヨーソローさんへ まさか、あの大作が コ…
ヨーソロー@ Re:guitar EmとDの2コードだけでキャプテンオブザシ…

Freepage List

■■まんが道■■


1:人間交差点


2:花の慶次


3:無謀キャプテン


4:銀と金


5:銭っ子


6:小説「アルケミスト」


7:NNNvsKWHATS


8:少年時代


9:サンクチュアリ


10:はだしのゲン


11:プロレス列伝


12:逆境ナイン


13:アドルフに告ぐ


14:どろろ


15:オールドボーイ


16:あしたのジョー


17:編集王


18:SHOP自分


19:柔道部物語


20:ボギー/男坂


21:ヤンキー漫画


22.島耕作


23:同じ月を見ている


24:スラムダンク


25:ムジナ


26:七夕の国


27.魔少年BT


28.暴力大将


29.黄昏流星群


30.自虐の詩


31.ジョジョ


32.空手バカ一代


33.ピンポン


34.六三四の剣


35.無頼伝 涯


36.ハッピーマニア


37.パチスロひとり旅


38.ボーダー


39.スプリンター


40.プラネテス


41.クッキングパパ


42.へうげもの


43.小早川伸木の恋


44.キャプテン


■■一枚のレコード■■


1:METERS


2:長渕剛


三:METHODMAN


4:OMAR SOSA


五枚目:A.T.C.Q


六枚目:GANGSTARR


七枚目:WU-TANG


八枚目:COMMON


九枚目:NAS


十枚目:シオン


11枚目:WU-TANG


12枚目:WU-TANG


13枚目:メインソース


14枚目:JEEP@長渕


15枚目:X-CLAN


16枚目:BIGGIE


17枚目:アイズレー


18枚目:CURTIS


19枚目:D.ハザウェイ


20枚目:LOUD MIX


21枚目:V.A./FUNK


22枚目:MUTEBEAT


23枚目:B.D.KANE


24枚目:RUNDMC


25枚目:EPMD


26枚目:BLACKSTAR


27枚目:V.A./FUNK


28枚目:V.A./FUNK


29枚目:RCサクセション


30:EDAN MIX-CD


31:marley marl


32:VA/JAPAN


33:キエるマキュウ


V.A./W適当編


35:O.K.


36.スミフン


37.PETEROCK


38.THE BEATNUTS


39.DAMOND D


40.GZA


41ブルーハーツ


42.dev large


43.DJ シャドウ


44.betty davis


45.ワイルドマグノリアス


46.サダマサシ


47.L.O.T.U


48.soundbombing2


■■NNNプロフィール■■


プロフィール2


NNN年表


音源など正式版


■■ドラマtheトラウマ■■


第1回:スクールウォーズ


2.金八先生S55年


3.ひとつ屋根の下


■■世の中の歩き方■■


第一回:AU


第2回:SATORIZM


第3回:WHATSMAN


第4回:KWHATS


第5回:WHATSMAN


■■ゆらゆら放浪記■■


■■道々の者■■


芸達者1:千原兄弟


番外:ダイナマイト関西


芸達者2:おぎやはぎ


■長渕ライブ@桜島■


■■LOGOLOGO■■


■■DJ A MIX‐CD■■


■リリシストラウンジ■


1:OL' TIME KILLIN'


2.AU vs WHATSMAN


■水谷「夜回り」修先生■


■高知竜馬巡り@AU■


■ライブ情報■


北の国から


89 帰郷


98 時代<前編>


瓦礫の12インチ


#1


#2


パーカー


NNNパーカ2008


12インチ情報


2008Tシャツ


■■日々書き殴り■Lyrics■■


01 第二幕開演


02 逆風


03 電信柱の影で


04 Reality bites


06 Disco


07 Hotter Than July


08 Anniversary


10 世に棲む日々


11 一つ屋根の下で


12 Natural 9 Nation Under A Groove


14 Anniversary remix feat. Cult


Category

Archives

2024年05月
2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.