WHATSMAN@NNN
東野圭吾の
「夜明けの街で」
を読んだ。
これはマジのREALSHIT。
内容としては、
殺人事件とかも絡んでくるが、
はっきり言って、
その辺はオマケ。
付録みたいなもの。
メインは、
不倫をした男の話。
その心理描写がすばらしい。
葛藤や狡さ、
また逃げれば追うし、
追われたら逃げる感覚。
この辺がマジでクソ巧妙に描かれとる。
どうやら、
サザンオールスターズの
LOVE AFFAIRって曲に
インスパイアされて書いた話らしいが、
俺の推測でしかないが、
たぶん実体験がかなり活かされとるんやねえか。
不倫、浮気をしたことのある奴は
その感覚がわかるんやねえか、
と思ったりした。
俺の場合でいえば、
浮気はこれまでも今後もする予定はない。
そのおれでさえ、
これはかなりREALやねえか、
と思わす何かがある。
浮気って奴は
クソ恐ろしい、
って誰もが思うハズ。
明らかに冷静さを失った行動を始める男の描写。
それを諭すその友達の感覚も、
うまいこと伝わってくる。
女側の心理については、
俺にはよく分らん。
よく耳に、目にする話では、
女は、浮気相手の女に切れる。
男もそういうこともあるやろうが、
俺の感覚では
女の方が多そう。
男の場合、
怒りの矛先は、
自分の彼女に向かうが、
女は彼氏の浮気相手の女に向かう。
とにもかくにも、
恐ろしい話よ。
「心が弱い」って件でも
先日書いた通りだが、
冷静さを失い、
目の前にある蜜の味に群がろうとする。
それが勘違いであることが
後々になってわかる。
これも俺のイメージでしかないが、
真面目にやってきた連中であればある程
そういうものに溺れそう。
作中でも似たような表現があったが、
なんもかんも捨てて、おまえと一緒になる
みたいなのは
幻想でしかない。
現実は、
離婚調停や親権問題、
養育費、違約金、
損害賠償など、
泥沼がまっとる。
IN THA BOG@BLUE。
結婚ではなく、
ただ付き合ってるだけなら、
まだ傷は浅い気もするが、
どっちにしろ
ろくなことはない。
一個一個けじめをつけて
前に進むことが大切。
逃げちゃ駄目だ@いかり。
相棒を信じ、
愛していくしかねえよ、ほんと。
今日はこれで。
ピース。
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Last updated
2010年09月15日 20時37分43秒
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