whatsman@nnn
来週のめちゃイケ。
気合のヨモギダシリーズ。
確実に見るしかねえ。
なんせ、17年前の第1回から
ずっと抑えてきた。
一人の人間の17年を
見ることができるってのは、
マジですげえこと。
基本的に自伝ってのはどれも面白い。
HIPHOPでいえば、
行方不明@KGや
永遠の記憶@ZEE、
また、SLOW DOWN@ZEE
など、自伝系のRAPも面白いわけよ。
それが、
さらに、ドキュメンタリー。
面白くないはずがない。
沢木耕太郎の本に
「世界は使われなかった人生であふれてる」
というのがある。
内容は映画評論なんだが、
このタイトルがすばらしい。
あくまで「使われなかった」だけなわけで、
使われるだけの価値がある
というのがその前提にある。
人間は、自分一人分の人生しか
味わうことができないわけで、
他者の人生を垣間見られるだけで面白いわけ。
だから、自伝の面白さは
何かを成し遂げた偉人だけにとどまらず、
誰のものでも面白い。
いろんな人生がある。
まさに人生いろいろ。
そのそのいろいろが
全てドラマ足りうる。
ブログでもなんでも、
筆者の人生をさらけ出してるものってのは
大抵面白い。
成功者の話ばかりが取り上げられるが、
世間的にいうところの失敗の人生も
もっと取り上げてもいいんやねえか、とも思う。
失敗者の話を読んで、
今の自分の安定を確かめて、
ホッとしたい、とかじゃない。
純粋に面白いと思う。
まぁ失敗した人がなぜ失敗したのかを
読むことも意味があるとも思うが。
失敗も成功もしてない、という人がいたとしても、
人生の日日を振り返れば、
小さい成功、失敗であふれてるはず。
また、落ち込んだり、
心が高揚したりしたりした瞬間なんかも
山ほどあるやろう。
そのすべてが面白い。
そんな風に考え出すと、
誰もが表現者になりえる。
人生の機微を歌えばいい。
自分の人生を歌えばいい。
楽器がなくてもできるのがRAP。
そりゃ、才能がものをいう部分は確実にある。
が、続けてれば、
技術的には、
ある程度のレベルには達することができる。
自分の人生を振り返った時、
言いたいこと、伝えたいこと
ってのがあるんやねえか。
スタイルだけでRAPをしたがる人の曲よりも
言いたいこと、伝えたいことがあって、
マイクをつかむ人の曲を聞きたい。
RAPが性に合わんのなら、
文章でもなんでもいい。
すべての人生が使われるだけの価値がある。
話がそれてきたが、
とにもかくにも、
来週のめちゃイケは見るしかねえ。
つうか、
めちゃイケ、とか最近見てなかったので、
危うく見逃すところやった。
要予約やろう。
ではまた。
ピース。
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